【アンタレスS】アウォーディー、アスカノロマンら有力馬最終追い

4月16日に阪神競馬場で開催される、アンタレスS（GIII、ダ1800m）に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

アウォーディーは栗東ウッドで準オープン馬ピオネロと併せ馬を敢行。6F84秒0-1F12秒0（一杯）と直線終い一杯に仕掛けられ、半馬身差の先着を果たした。稽古駆けするタイプではないため、目立つような時計ではなかったが、力強いフットワークで迫力十分。大差で勝利した前走の状態を維持していると見ていいだろう。

主戦の太宰騎手を背に栗東ウッドを単走で追われたアスカノロマンは5F68秒2-1F12秒9（馬なり）をマークした。川村厩舎らしく余力を残した最終追い切りで全体時計は平凡だが、軽快な動きを披露しており、まずまずのデキにありそう。GI3着の実力を発揮できる態勢には仕上がっている。

ロワジャルダンは美浦ウッドで単走追い。輸送があるため、5F67秒9-1F13秒2（馬なり）と軽く流す程度の追い切りではあったが、疾走感がある動きを見せた。中間は意欲的に併せ稽古を消化しており、充実した調整を行っているところに好感を抱く。

クリソライトは栗東坂路で川田騎手を背に2頭併せを行った。4F53秒8-1F12秒6（強め）と終い重点の追い切りで古馬1000万下にクビ差先着。気分良く走れており、仕上がりの良さを印象付けた。休み明け2戦目で大きな上積みが見込まれそう。

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