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【先週のお別れ】フラムドグロワール、ロカなど

[4月7日抹消]
フラムドグロワール(牡6、美浦・藤沢和)
通算成績
10戦2勝

本馬は父ダイワメジャー、母は2000年のオークスを制したシルクプリマドンナという超良血馬で、シルクホースクラブにて1口8万円(計500口)、総額4000万円で募集された。

デビューは2012年6月9日、東京芝1400m。横山典騎手を背に、雨降りしきる馬場コンディションのなか3番手から抜け出し初陣を飾った。休み明けで臨んだ2戦目の芙蓉Sは勝ち馬の切れ味に屈し2着に敗れたが、次走いちょうSでは好スタートからスッと2番手につけると、直線半ばで先頭に立ちサトノノブレスらの追撃を振り切り2勝目をマーク。新馬戦と同じ東京での勝利と、早くから東京への高いコース適性を示していた。主戦の横山典騎手がコディーノに騎乗するためウィリアムズ騎手への乗り替わりとなった次走朝日杯FSは4着とGIの壁に阻まれ、5戦目の京成杯は再び横山典騎手に手綱が戻ったが、降雪によりレースが翌週へスライドされた影響か、10着とまさかの大敗を喫してしまった。

ここで4カ月近く休養を挟むこととなるが、陣営が復帰の舞台として選んだのはNHKマイルCだった。ぶっつけでのGI参戦と決して楽な条件ではなかったが、後方待機の追い込み勢が上位を占めるなか、得意の先行策で勝ち馬と0秒1差の3着。2歳時点ですでに証明していた東京巧者ぶりを遺憾なく発揮した。

しかし、返す刀で臨んだ日本ダービーは10着、ラジオNIKKEI賞も4着と本来のパフォーマンスとは程遠い走り。その後は順調にレースを使うことができず、残念ながら2014年11月に出走した前走から約1年5カ月実戦を経験することなく本年4月7日に中央登録抹消となっている。

[4月7日抹消]
ロカ(牝4、栗東・今野)
通算成績
6戦1勝

2012年1月にハービンジャーの初年度産駒として、北海道安平町にあるノーザンファームで生を受けた本馬。母ランズエッジは半兄にディープインパクト(GI7勝)がいる良血馬だ。

初陣は2014年11月2日、京都芝1800m。道中中団でじっくり構えると、直線では次元の違う末脚で鮮やかに突き抜けた。その勝ちっぷりと血統背景から将来が嘱望され、早くも牝馬クラシック戦線の有力馬として数えられたほどだ。今後のローテーションに俄然注目が集まるなか、陣営が次走に選んだのは阪神JF。10分の6となる抽選を突破し、デビュー2戦目にしてGIの舞台に登場することとなった。レッツゴードンキやココロノアイなど重賞好走歴のある実績馬が揃ったにもかかわらず、1番人気に推されたのは1戦1勝のロカ。それだけ新馬戦の勝ち方がファンの脳裏に焼きついていたということだろう。新たなスター誕生の期待を背に迎えたレースだが、スタートで大きく出遅れ、4角も大外を回って進出とロスの多い競馬で直線伸びを欠き8着。スタートに難があるという弱点は最後まで同馬を悩ませることとなる。

年明けはクイーンCから始動。ここでも1番人気の支持を集めたが、再びスタートで出遅れ直線馬群を割って脚を伸ばすも3着、さらにチューリップ賞では渋った馬場により本来の切れ味を発揮できず4着と賞金加算に失敗してしまう。目標をオークスに切り替え臨んだ忘れな草賞は、道中からミッキークイーンをマークする形で直線捕らえにかかるも、最後まで交わすことができず2着惜敗。残念ながら春のクラシック出走は叶わず、6月に自己条件を使われたのち重度のノド鳴りを発症したことで引退を余儀なくされた。

今後は繁殖馬になる予定とのことだが、ディープインパクトなどを輩出した名牝ウインドインハーヘアの母系を広げるだけでなく、自身が果たせなかったクラシック制覇を成し遂げる産駒の誕生に期待したい。

なお、4月4日?4月10日までの登録抹消は他51頭。

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