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【先週のお別れ】ブレイズアトレイル、アドマイヤタイシなど

[4月13日抹消]
ブレイズアトレイル(牡7、栗東・藤岡)
通算成績
39戦5勝

母ラフィントレイルはファビラスラフイン(秋華賞など重賞2勝)の5番仔。本馬はサンデーサラブレッドクラブにて1口60万円(計40口)、総額2400万円で募集された。

デビューは2011年7月24日、新潟芝1800m。2着に敗れたものの、直線で見せた鋭い伸び脚は高い将来性を感じさせるものだった。5戦目の小倉芝1800mで勝ち上がると、約半年ぶりのレースとなった昇級初戦の鳥栖特別を快勝。次走は果敢にも同世代の強豪が集う神戸新聞杯へ参戦するも、さすがに相手が強すぎたのか12着と大敗を喫し、仕切り直しで臨んだ自己条件もなかなか勝ち切れず歯がゆい時期が続いた。

転機が訪れたのは2013年夏。同年上半期を休養に充てられたことで馬が変わったのか、降級3戦目の3歳上500万下でフルーキーとの接戦を制すると、そこからメキメキと力をつけ豊栄特別→秋風Sと3連勝を飾りあっという間にオープン入りを果たした。その後はマイル路線を中心に息の長い活躍を見せ、6歳にして初のGIに挑んだ安田記念ではモーリスの6着と健闘。この路線には欠かせない名バイプレイヤーとして存在感を放った。

なお、本馬が生涯で記録した9連対のうち8連対が6?9月の暑い時期。「夏馬」と呼ぶにふさわしい、記憶に残る馬がまた1頭ターフに別れを告げた。

[4月13日抹消]
アドマイヤタイシ(牡9、栗東・橋田)
通算成績
38戦5勝(うち障害7戦1勝)

本馬の母ミズナは未出走も、祖母トリビュレイションはクイーンエリザベス2世チャレンジカップS(米GI)勝ち馬。半弟には現役で重賞4勝を挙げているディサイファがいる。2007年のセレクトセール当歳馬セッションにおいて4300万円で近藤利一氏に落札された。

2009年12月20日の阪神芝1800mで迎えたデビュー戦は3着と上々の滑り出し。先着を許した2頭はのちに重賞を制することとなるゴールスキー、フラガラッハだった。皐月賞翌週の2010年4月25日にようやく未勝利を脱出すると、陣営は果敢にも京都新聞杯に参戦。日本ダービー出走を目指したが、10着に敗れ同世代との力差を痛感する結果に終わった。自己条件に戻った後はレースを使われつつ着実にパワーアップし、京都新聞杯から約2年半、久々の重賞挑戦となった2012年の福島記念で2着好走。次走朝日チャレンジCでも2着と、重賞制覇はあと一歩のところまで迫っていた。

しかし、その「あと一歩」が遠かった。年明けの中山金杯はタッチミーノットの切れ味に屈し2着、中日新聞杯、新潟大賞典は勝ち馬とそれぞれクビ、ハナ差の接戦だったがいずれも2着惜敗。本馬で2度の重賞2着がある岩田騎手への乗り替りで臨んだ2014年鳴尾記念もゴール寸前でエアソミュールに交わされハナ差2着と、どうしても重賞タイトルに手が届かずにいた。

その後3戦はフタ桁着順と低迷し、さすがにもう厳しいかと思われたが、陣営が次なる活躍の場として選んだのは障害レースだった。残念ながら障害では目立った活躍を見せることができなかったが、平地に障害と9歳春まで現役生活を全うしたタフネスさは賞賛されて然るべきものだろう。

なお、4月11日?4月17日までの登録抹消は他82頭。

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