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【福島牝馬S】3連勝のシャルールが混戦ムードを断つか!?

4月23日、福島競馬場で福島牝馬S(GIII、芝1800m)が行われる。

目下3連勝中のシャルール(牝4、栗東・松永幹)は今回の主役候補だ。前走の初音Sでは好位追走から鋭く抜け出して、2馬身差の完勝。重賞で連対した経験があるリラヴァティや小倉記念で牡馬相手に5着と健闘したマローブルーなど強いメンバーを相手にしており、昇級初戦でも通用するだろう。中間は坂路で入念に追われ、身のこなしが軽くキレのある動きを披露。2カ月半ぶりと久々のレースになるが、出走メンバー随一の勢いに乗って、重賞タイトルを勝ち取りたい。

アースライズ(牝4、栗東・矢作)は昨年のオークスで4着、秋華賞では5着とメンバー上位の実績を持っている。前走中山牝馬Sでは包まれてしまい位置取りが悪くなり、8着に終わったが、前々走の愛知杯では直線で一度は先頭に立つ見せ場たっぷりの3着。今回のメンバーなら実力面でも遜色ないだろう。中間では軽快な動きを見せており、好調を維持。十分勝ち負けができる仕上がりである。

アルマディヴァン(牝6、美浦・高橋文)は前走の中山牝馬Sで今までとは違う先行策を見せ、4着に健闘した。脚質に幅が出て、前々で競馬ができるのは小回りの福島コースで最大の強みになるだろう。13日の坂路で行った追い切りは4F60秒4-1F12秒3(馬なり)をマーク。全体時計はかかったが、終いは鋭く伸びてきており好感が持てた。引き続き、状態は良さそうだ。

ハピネスダンサー(牝5、栗東・高野)は前走の中山牝馬Sで直線で窮屈な場面がありながらも5着、前々走の小倉大賞典でも牡馬相手に5着と差のない競馬を続けており、着実に力をつけている。初の福島コースとなるが、小回りコースの経験が豊富で心配する必要はなさそうだ。昨秋から使われているが、中間では力強い走りを見せており、状態をキープ。上位進出する可能性は十分にある。

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