【今日の出来事】北沢伸也騎手が障害通算1000回騎乗を達成！

■4月17日、中山競馬第3R・3歳未勝利でシゲルマトウダイ（牡3）が疾病を発症したため、3コーナーで競走中止。同馬は左第3中手骨粉砕骨折のため、予後不良と診断されている。なお、騎乗していた武士沢騎手には異状はなかった。

■同じく17日、中山競馬第11R・皐月賞でリオンディーズ（牡3）が最後の直線コースで外側に斜行し、エアスピネルとサトノダイヤモンドの走行を妨害した事象が発生。その走行妨害がなければ被害馬エアスピネルは加害馬リオンディーズより先に入線できたと裁決委員が認めたため、リオンディーズは5着に降着となった。なお、この件により、同馬に騎乗していたM.デムーロ騎手（37、栗東・フリー）に対し、9日間（4月23日?5月1日）の騎乗停止処分が制裁として課せられている。

■同じく17日、中山競馬第11R・皐月賞のパドックで“もっとも美しく手入れされた馬を担当する厩務スタッフ”の努力を称え表彰する「ベストターンドアウト賞」（Best Turned Out Award）の審査が行われた。受賞者のコメントなど詳細は以下の通り。

【受賞者】マカヒキ　大江祐輔厩務員（友道康夫厩舎）
【審査委員】田村能里子氏（画家）、松山康久氏（元JRA調教師）
【審査基準】『馬がよく躾けられ、美しく手入れされ、かつ人馬の一体感を感じさせる引き馬（リード）が行われているか』
【受賞者　大江祐輔氏のコメント】
「GIの舞台でこのような賞をいただき、大変嬉しく光栄に思います。この賞を励みに今後も頑張っていきます」

■同じく17日、中山競馬第11R・皐月賞で表彰式プレゼンターとして俳優の瑛太さんが来場した。同氏は「去年に引き続きCMキャラクターをやらせていただいて、競馬の面白さや感動を覚えることがますます増えてきていますが、何が起こるかわからないのが競馬だという事を今回改めて感じたと共に、次のダービー（GI）に対しての期待値が上がり、楽しみが増えました。朝から天候もあまり良くなく風も強かったですが、皐月賞（GI）を前にだんだん晴れ間が出てきて、こういう時に何かが起こるというか、競馬の深さみたいものが改めて肉体で感じられました」とコメントしている。

■同じく17日、阪神競馬第3R・3歳未勝利でワイズセレクション（牡3）が前の馬に触れ転倒したため、1コーナーで競走を中止。この影響でタマモマリンバ（牡3）、ワイエムフェアリー（牡3）、タイムシャワー（牡3）の騎手が落馬したため競走中止した。4頭に異状はなかったが、藤岡康騎手は左第4肋骨々折、頚椎捻挫、腹部打撲傷、左大腿挫創と診断された。また、坂井騎手は左第2肋骨々折、左肺気腫、頚椎捻挫、左上腕挫創と、荻野琢騎手は頭部外傷、頚椎捻挫と診断されている。なお、城戸騎手には異状はなかった。

■同じく17日、阪神競馬第10R・陽春Sでアスターストーム（牡6）が疾病を発症したため、3コーナー通過後に競走を中止した。同馬は左第1指節種子骨粉砕骨折のため、予後不良と診断されている。なお、騎乗していた国分優騎手には異状はなかった。

■同じく17日、福島競馬第4R・障害4歳上未勝利でアドマイヤロイヤル（牡9）に騎乗した北沢伸也騎手（44、栗東・フリー）は史上11人目・現役6人目のJRA障害通算1000回騎乗を達成した。同騎手は「ケガもありましたが、障害レースに1000回騎乗出来たのも、騎乗を依頼してくれた関係者の方々のおかげです。今は感謝の気持ちでいっぱいです。応援してくださるファンの皆さんもいるので、これからも頑張っていきます」と、JRAを通じてコメントしている。

■同じく17日、福島競馬第4R・障害4歳上未勝利でカケダシ（牡6）が2周目1号障害飛越着地時につまずいて騎手が落馬したため競走を中止。馬に異状はなかったが、騎乗していた草野騎手は右腓骨々幹部骨折、右足関節内果骨折と診断されている。

■同じく17日、福島競馬第10R・雪うさぎ賞でナックビーナス（牝3）が1着となり、同馬に騎乗した勝浦正樹騎手（37、美浦・フリー）は中央競馬史上で45人目、現役騎手で20人目となるJRA通算800勝を達成した。同騎手は「数字はあまり意識していませんでしたので、800勝達成と聞き、正直びっくりしました。デビューから20年やってこられたことは、本当に信じられない気持ちでいっぱいです。これからも一鞍一鞍を全力で頑張りたいと思います」と、JRAを通じてコメントしている。

・[結果]【雪うさぎ賞】1番人気ナックビーナスが快勝！　勝浦騎手はJRA通算800勝達成（UMAJINニュース　2016/04/17）

■同じく17日、福島競馬第10R・雪うさぎ賞でラブミーロード（牝3）が4コーナーで外側に斜行したため、サニーデイヒーロー（セ3）が外側に振られ、キンシロケット（牡3）がつまずいた。これによりプリンセスオーラ（牝3）、エビスリアン（牡3）、カキツバタチグサ（牡3）が転倒し、競走を中止する事象が発生。競走中止となった3頭に異状はなかったが、エビスリアンに騎乗していた横山和騎手は右肋軟骨損傷と診断されている。なお、プリンセスオーラに騎乗していた西村騎手とカキツバタチグサに騎乗していた丹内騎手には異状はなかった。また、この件により、ラブミーロードに騎乗していた藤懸貴志騎手（23、栗東・平田）に対し、9日間（4月23日?5月1日）の騎乗停止処分が制裁として課せられている。

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