【青葉賞】レーヴァテイン、プロディガルサンら有力馬最終追い

4月30日に東京競馬場で開催される、青葉賞（GII、芝2400m）に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

レーヴァテインは美浦ウッドで単走の最終追い。時計となったのは4Fからで、最後の伸びを確認する程度だったが軽快な脚捌きを見せ好調さをアピールした。帰厩後は馬なりオンリーの稽古を5本。3カ月ぶりの一戦にしては、いささか攻め不足な感もあるがひとまず自分の力を出せる態勢は整ったようだ。

プロディガルサンは、天皇賞・春への出走を控える先輩僚馬タンタアレグリアと美浦ウッドで最終スパーリングを敢行。相手を4馬身ほど先に見る形で入り、手応え十分のまま差を詰めると強めに追われた相手をアオり気味に、同入のフィニッシュを果たしている。相手がそこまで稽古で走らないタイプなのを差し引いても、絶好の動き。帰厩後は最終追いを含め質の高い併せ馬を7本消化と、攻めは入念過ぎるほどで、文句なしの仕上がりと言える。

ヴァンキッシュランは、栗東ウッドで3頭併せを行った。駆け付けた内田騎手の手綱で、前後に馬を置いた状態からスタート。リズム良く進んで直線に入ると、2頭の真ん中で脚色最優勢のまま鋭く伸び、同入のフィニッシュを果たしている。道中は気難しさを見せず、ゴール前は追えばいくらでも突き放せそうな雰囲気。ひと息入っていた前走からの上積みはかなりありそうだ。

メートルダールは美浦ウッドで障害オープン馬を追走する最終追い。1週前に長めからの併せ馬をこなしており、この日は余裕を持たせた調整内容だったが、直線では気迫十分の伸びを披露し5馬身あった差を同入に持ち込んでのフィニッシュを飾った。2カ月半ぶりになるが、入念な攻め過程で来ており先週の時点でほぼ仕上がっている。さっそく力をフルに出せそうな雰囲気。

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