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【京都新聞杯】スマートオーディン ここは通過点か

5月7日、京都競馬場で京都新聞杯(GII、芝2200m)が行われる。

スマートオーディン(牡3、栗東・松田)は、前走毎日杯で後方待機から鋭い伸びを見せて差し切り、2度目の重賞制覇を果たした。直線半ばまで馬なりで進み、追われたのはラスト1F手前からで、それも肩ムチだけと力を出し切っていない状態での完勝劇。2走前の共同通信杯6着が案外だが、そのレースは太め残りの体で、渋った馬場もフィットしなかった。オミットしていい一戦で、ポテンシャルに関しては世代トップという評価は揺るがない。毎日杯に続き、京都新聞杯を勝って日本ダービーに臨むようなら、2013年のダービー馬キズナと同様のローテとなる。父ダノンシャンティが取り消しとなった無念を、初年度産駒の出世頭が晴らすべく、ここは通過点としたいところだろう。中間は厩舎に置かれ、調整は入念そのもの。1週前のウッド追いには栗東へ駆け付けた戸崎騎手が跨り、古馬1000万下を圧倒してみせた。道中では落ち着いて走れており、心身ともにきわめていい状態にありそうだ。

半姉にGI6勝のブエナビスタやデビュー2戦目で2歳女王に輝いたジョワドヴィーヴルがいる超良血馬エルプシャフト(牡3、栗東・角居)はデビュー戦が上々の勝ちっぷりだった。中団からジワッとポジションを上げ、仕掛けられ鋭く反応して脚を伸ばすと、ゴール手前から流し気味で1着入線。既走馬相手の一戦で、返し馬ではぎこちない素振りを見せながらこの内容とあって、血統背景からの期待に恥じない能力の高さを見せたと言っていい。1戦1勝の身でGII挑戦は楽な条件ではないが、上位進出の可能性は十分。1週前追い切りは青葉賞を制したヴァンキッシュランとウッドコースで併せ馬を行い、互角以上の動きを披露。相手が関東への輸送を控えており負荷は軽めだったにせよ、その相手を追い詰める際は迫力満点の豪快な脚を使っており、稽古でもスケールの大きさをアピールしてみせた格好だ。

ロイカバード(牡3、栗東・松永幹)は、約3カ月ぶりのレースとなる。“5億円対決”と騒がれていた前走のきさらぎ賞では中団やや後ろから勝ち馬のサトノダイヤモンドをマークして進んだがサトノ、そして、レプランシュにも先着を許し3着に敗れた。ペースは決して遅くなかったが、道中は力みっぱなし。これでは終いの切れを欠くのも無理はないところで、2着にアタマ差の3着はむしろ潜在能力の証明と言えるだろう。その後疲れが出たため放牧に出され、帰厩後は坂路とウッドを併用して順調な調整が進んでいる。1週前追いでは古馬準オープンに1馬身の遅れ入線となったが、相手は6馬身先行していた。ゴール前でやや反応に鈍さを見せたあたりはやはり休み明けを感じさせるが、あとひと追いで力を出せる状態になってきそうだ。ここで賞金を加算し、ダービーでライバルと再戦したい。

前走のすみれSではマイペースで押し切ったジョルジュサンクを差し切れず、2着に敗れたブラックスピネル(牡3、栗東・音無)。詰めを欠き、勝ち切れない反面そつないレース運びが光る馬だ。5頭立てで、特殊な流れだった萩Sを快勝してみせたあたりは、まさにその証明と言えるだろう。今回が2カ月ぶり。放牧からの帰厩後、なかなか状態が上がってこなかったがC.ルメール騎手が手綱を握った1週前追いでは栗東坂路で4F52秒3-1F12秒7(一杯)をマーク。古馬1000万下相手にクビ先着を果たしている。このひと追いでグンと良化。

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