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【今週の3歳戦注目レース・青竜S】目指せ未来のダート王 切れ味自慢グレンツェントら多士済々なメンバー集結

5月15日、東京競馬場の第10Rとして青竜S(OP、ダ1600m)が行われる。今年で3回目を迎えるこのレース。昨年の覇者ノンコノユメはこのレースでの勝利を契機に今の地位を築き上げたと言っても過言ではない。今年の3歳ダート路線はラニがUAEダービーを日本馬として初制覇し、米3冠ロードにも挑戦するなど気を吐く活躍を見せているが、それ以外ではまだこれといった確固たる存在が出てきていない現状だ。今回のメンバーのなかから、のちのダート界を牽引するような馬は現れるだろうか。

グレンツェント(牡3、美浦・加藤征)は芝のデビュー戦で5着に入ったのち、ダートに転じてここまで3戦2勝2着1回の成績。未勝利勝ち時は勝負どころを外めから一気に進出したが直線入り口で大きく外に膨れるロス。にもかかわらず、直線上がり最速の切れ味を発揮し後続に4馬身の差をつけた。次走の500万条件も直線持ったままで一気に先団をひと呑みにし、上がり37秒フラットの切れ味で3馬身半差の快勝劇。3歳馬離れしたとてつもない切れ味を秘める馬だ。前走伏竜Sこそ2着に敗れているが、返し馬の段階で暴走、加えて前々で決まった流れだっただけに敗北は致し方なしだろう。それでも先日の兵庫CSを快勝したケイティブレイブには先着と、キッチリと能力は示している。「まだ危なっかしい面は多々あるが、底知れない可能性がある」とはこの馬に近い関係者の談。雰囲気としては厩舎の先輩ノンコノユメを彷彿とさせるものがある。

芝・ダート問わず走ったアイアムカミノマゴを母に持つダノンフェイス(牡3、栗東・大久保)はここまで3戦2勝2着1回。特に2戦目の未勝利勝ちの走破タイム1分24秒9(阪神ダート1400m)、ならびに前走昇竜S制覇時の1分24秒4は優に重賞で勝ち負けできるレベルと言っていい。520キロを超える雄大な馬体から繰り出される豪快なフットワークは圧巻の一言で、昇竜Sは終始外々を回らされる形ながらも直線では楽々と抜け出し後続を2馬身突き放した。まだまだ遊び半分で走っているような感もあり、体も心もシャキッとしてくれば、果たしてこれからどこまで伸びていくやら。このレースのみならず、今後も要注目の1頭だ。

アルーアキャロル(牡3、美浦・新開)は、今回と同じ東京マイルで2連勝。初戦はまだ子どもっぽさが随所に残るような雰囲気だったが、レースでは2着に7馬身差のワンサイドゲームを演じると、続く2戦目も中間、骨折・熱発などの一頓挫がありながらも、直線軽く促されただけで後続に3馬身半差と、モノの違いを見せ付けた。走破タイム1分36秒8もかなりの域で、この馬も上記2頭同様、底の知れない未知の可能性を感じさせる。この中間は同僚古馬と併せられキッチリ先着と、3カ月ぶりとは思えない動きを見せており状態面に一切の不安はなし。メンバーは格段に強くなるが、無傷の連勝記録を伸ばしても何らおかしくはない。

コウエイエンブレム(牡3、栗東・山内)は7戦走って2勝、すべてのレースで掲示板を確保している安定株だ。特に昇級初戦だった前走端午Sでは、15番枠からのスタートとあって前に壁を作れずにいたが、キッチリと折り合い、直線では残り100mを残して堂々先頭に。ゴール寸前で勝ち馬の強襲に遭い2着に敗れたとはいえ、クラスに十分メドの立つ内容だった。これまではスプリントから1700mと、距離を幅広くこなしてはいるが前回の走りっぷりからすると現状、このぐらいの距離に適性の軸足がありそう。立ち回りが巧いタイプで、ここも流れひとつで十分に好勝負に持ち込めそうだ。

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