おしらせ
【先週のお別れ】アポロソニック、ブランネージュなど
[5月5日抹消]
アポロソニック(牡6、美浦・堀井)
通算成績
7戦2勝
父は2008年のケンタッキーダービー&プリークネスSを勝った米2冠馬でエクリプス賞3歳牡馬チャンピオンにも輝いたビッグブラウン。母はピュアリーサプライズドという血統。のち後述するが、本馬アポロソニックは2016年5月現在、父の日本における唯一の芝レース勝ち馬となっている。
デビューは2012年10月の東京ダート1600m戦。単勝オッズ1.7倍という圧倒的支持を得ながら7着と苦杯を舐めたが、続く未勝利戦では後続に3馬身の差をつけて快勝。またキャリア5戦目にあたる芝2200mの山吹賞では12頭中ブービー11番人気の低評価を覆して逃げ切り勝ちを収め、父に日本での産駒芝初勝利をプレゼントしている。一見、ダート血統と思われがちな父ビッグブラウンだが、芝のデビュー戦で後続に11馬身以上もの大差をつけて圧勝していたように、血統に眠る内包的な芝適性は決して低くなかったと思われる。それは本馬がその後人気薄ながらも青葉賞で2着、日本ダービーではキズナ・エピファネイアに次ぐ3着と好走した事実からもおわかりだろう。
それだけに、その後の活躍が大いに期待されたのだが、秋始動戦のセントライト記念直前に左前脚の腱炎および靱帯炎を発症。今日に至るまで再起を目指し回復を待ったが、残念ながらこのたび競走馬登録を抹消された。今後は種牡馬となり、父の芝適性の高さを広めるべく、また自身のなし得なかった重賞・GI勝ちをその産駒に託すことになる。
[5月6日抹消]
ブランネージュ(牝5、栗東・藤岡)
通算成績
21戦3勝
父は2002年、2003年のJRA賞年度代表馬シンボリクリスエス、母がフレンチデピュティ産駒のシナノネージュ。母系を紐解けば、2005年のマイルCS、香港マイルを勝ったハットトリックらの名前も見える。
社台サラブレッドクラブにて1口35万円(計40口)、総額1400万円で募集された本馬の初陣は2013年6月末の新馬戦(中京芝1400m)。8番人気3着と気を吐き、その後も3→2→2→3着と好戦を続けると、年明け初戦となった2月の京都未勝利戦で待望の初勝利を挙げる。返す刀で挑んだチューリップ賞は勝ち馬ハープスターの前に4着と敗れたが、続く君子蘭賞では上がり最速の切れ味を駆使し2勝目をマーク。さらにはフローラSで勝ち馬と同タイムの2着に入線し本番への出走権を掴むと、オークスでは好位追走から直線半ばでいったんは先頭に躍り出るかの脚色を見せヌーヴォレコルトの5着に奮戦、確かな実力を証明することとなった。
同年秋の秋華賞でも勝ち馬ショウナンパンドラから僅差の4着に健闘し、もはや重賞制覇は目と鼻の先、とも思われたが、その後はなかなか勝ち切れないレースが続き、降級となった1000万クラスを1勝したに留まっている。本年4月末の下鴨S(17着)後に骨折が判明したことで現役続行を断念、繁殖入りとなった。なお産駒デビューは早くても2019年以降。ぜひ、自身の活躍を上回る仔らを送り出してくれることを期待したい。
なお、5月2日?5月8日までの登録抹消は他90頭。
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