おしらせ
【先週のお別れ】ペプチドアマゾン、ケンブリッジサンなど
[5月12日抹消]
ペプチドアマゾン(牡6、栗東・木原)
通算成績
18戦2勝
父は今もなお「最強世代」として名高い2001年3歳世代において突出した能力を誇り、皐月賞を制する前から3冠間違いなしとまで評されたアグネスタキオン。種牡馬としてもダイワスカーレット、ディープスカイなど歴史的名馬を多数輩出し、2009年に惜しまれつつこの世を去った。その血を受け継ぐ本馬は2010年3月20日、母レッドクローシュの第5仔として浦河町の杵臼牧場で生を受けた。
デビューは2012年12月。鞍上にR.ムーア騎手を迎えた初陣こそ2着に敗れるが、年明け2月の中京で未勝利を脱出すると、陣営は日本ダービーと同じ芝2400mを中心としたローテーションを選択する。昇級2戦目、芝2400mのあずさ賞で勝ち星を積み上げると、日本ダービー出走を目指し京都新聞杯に勇躍参戦。3番手追走から渋太く脚を伸ばし、2着に食い込んだことで賞金加算に成功する。
こうして日本ダービーという晴れ舞台へと辿り着いたが、前述の京都新聞杯を破格の切れ味で制したキズナ、皐月賞馬ロゴタイプなど世代の頂点を決めるにふさわしい豪華メンバーが集結したこともあり、18頭中13番人気と戦前の評価は決して高いものではなかった。しかし、レースでは残り100m時点まで先頭争いを演じ、4着と大健闘。世代上位の能力を証明するには十分すぎるほどの内容だった。
得意の京都外回りで行われる秋の菊花賞なら……と夢膨らんだが、日本ダービー激走が尾を引いたのか左前脚の繋靭帯炎を発症し戦線離脱。復帰後は目立った成績を残すことができず、今年5月に行われた4歳上1000万下(16着)を最後に中央登録抹消の運びとなった。
[5月14日抹消]
ケンブリッジサン(牡6、美浦・星野)
通算成績
21戦3勝
2010年4月24日、父フサイチホウオーの初年度産駒として生を受けた本馬。その母系を紐解けば重賞3勝、2004年の宝塚記念2着と古馬王道路線で活躍したシルクフェイマスらの名前も見える。
2歳秋の中山開催でデビューを果たすと、軽快なスピードを武器にレースを引っ張り2着に好走。2戦目も主導権を握ると、後続をまったく寄せ付けず逃げ切り勝ちを決めた。昇級後は先を見据えてか控える競馬で脚質の幅を広げようと試みるも、あと一歩のところで勝ち切れず1年以上勝利から遠ざかることとなる。
久々の美酒を味わったのは、ダートへと主戦場を移してから3戦目となる2014年2月。確かな適性を示したことでこのままダート路線を歩むかと思われたが、陣営は昇級初戦でガラリと条件を変え、芝2500mの安房特別に参戦した。一部競馬ファンの間では語り草となったこのレース、横山典騎手を背に道中大逃げ→3コーナー手前で急激に失速しズルズル後退→4コーナー過ぎから息を吹き返し終わってみれば1馬身差をつけ快勝という普通では考えられないような勝ち方を見せている。このレースはぜひともご覧いただきたいところだ。
準オープンでも烏丸S2着と気を吐き、さらなる活躍が期待されたがその後2年近くの長期休養を余儀なくされることに。復帰後は走りに精彩を欠き、本年5月の4歳上1000万下(15着)がラストランとなっている。
なお、5月9日?5月15日までの登録抹消は他93頭。
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