おしらせ
ダートGI7勝馬カネヒキリ死す
2006年のフェブラリーS(GI、ダ1600m)などダートGI級を7度制覇したカネヒキリ(牡14)が、種付け中の事故のため、繋養先である北海道新冠町の優駿スタリオンステーションで5月27日に死亡したことがJRAより発表された。
同馬は2004年7月に新潟芝1400mでデビュー。3戦目でダートに転向すると、初戦でいきなり2着に7馬身差をつける完勝劇で初勝利を挙げた。2005年7月のジャパンダートダービー(GI、ダ2000m)と同年9月のダービーグランプリ(GI、ダ2000m)、同年11月のジャパンCダート(GI、ダ2100m)を制し、最優秀ダート馬に輝くと、2006年2月のフェブラリーSで中央GIを連勝。同年3月にはドバイワールドC(4着)に参戦した。しかし、帰国後の帝王賞(2着)後に重度の屈腱炎を発症し2年4カ月もの間、実戦から遠ざかることとなる。
復帰初戦となった2008年11月の武蔵野Sでは9着に終わったが、同年11月のジャパンCダート(GI、ダ1800m)で2年10カ月ぶりの美酒に酔った。その後、GI級のレースで2勝を挙げ、2010年8月のブリーダーズゴールドC(2着)を最後に現役を引退。種牡馬生活に入った。
▽【カネヒキリ】
父フジキセキ
母ライフアウトゼア
母父Deputy Minister
通算23戦12勝(うち地方9戦5勝、海外1戦0勝)
《重賞勝鞍》
2005年 ジャパンダートダービー(GI)※
2005年 ダービーグランプリ(GI)※
2005年 ジャパンCダート(GI)※
2006年 フェブラリーS(GI)※
2008年 ジャパンCダート(GI)
2008年 東京大賞典(JpnI)
2009年 川崎記念(JpnI)
2005年 ユニコーンS(GIII)※
2010年 マーキュリーC(JpnIII)
※国際格付け以前の独自グレード。
優駿スタリオンステーションの須崎孝治氏は「産駒も順調にデビューし、特にダートで走る産駒も出て、さあこれからという時に、種付け中の事故によりこのような結果となり、ただただ残念でなりません。残された産駒の活躍を願いたいと思います。ご声援いただいたファンの皆様には、この場をお借りして厚く御礼申し上げます」と、JRAを通じてコメントしている。
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