UMAJIN.net

おしらせ

【日本ダービー】ディーマジェスティ、マカヒキら有力馬最終追い

5月29日に東京競馬場で開催される、日本ダービー(GI、芝2400m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

ディーマジェスティは、蛯名騎手を背に美浦ウッドで最終調整を行った。稽古駆けする古馬1000万下を3馬身先に行かせて追走。序盤はゆったりしたペースで進んだため、相手との差が5馬身以上に広がるシーンもあったがジワジワと詰め寄る。手前をスムーズに替えるコーナーワークを見せ、直線に入って仕掛けられると鋭い反応からインに潜り、スパッと相手をパス。そのまま軽快に伸びて3馬身の先着を果たしてみせた。ラスト1Fは11秒9(馬なり)と最後は流し気味になりながらの鋭い切れ味で、好調をアピールしている。中間、疲れがあり調教をパスしたが、先週、今週と好内容の稽古を見せており問題なく立ち直っているよう。前走時の勢いをしっかりキープできている。

マカヒキは、栗東坂路を単走。2週前、1週前とウッドである程度負荷を掛けられ仕上がっており、この日は調整程度の内容で、序盤はリズム重視で入る。そしてラストだけ仕掛けられると力強い伸びを披露。時計は4F52秒9-1F12秒1(強め)と、余力を残したことを考えれば上々のものだった。中間は在厩で、濃密な内容の稽古を消化している。皐月賞時も好仕上がりに見えたが、さらに上昇を果たした印象だ。

サトノダイヤモンドは、C.ルメール騎手を背に同じく日本ダービーへ出走予定のプロフェット、そして重賞勝ち馬サトノノブレスの2頭を相手に栗東ウッドで豪華3頭併せを敢行した。7Fからの時計で、最後方からの追走というハードメニュー。直線に入ってからの仕掛けにやや反応の鈍さを見せたが、ギアが上がってからは一気に脚を弾けさせる。先に行った相手もしっかり追われてはいたが並ぶ間もなくそれらを交わし、プロフェットに2馬身、ノブレスに1馬身とそれぞれに先着のフィニッシュとなった。これで3週続けてのウッド7F追いと意欲的な調整過程。それにしっかり応えることができるのは体調に何の不安もない証と言える。前走からの上積みを大きく見込んでいい。浜中騎手が騎乗したプロフェットは3頭併せの中央で進んだが、最後は2頭に遅れを取る形に。しかし、相手が相手で、この馬なりには悪くない伸びを見せている。3カ月ぶりだった前走皐月賞を使われ、着実に上昇。

リオンディーズは、M.デムーロ騎手を背に栗東ウッドで“角居流”の3頭併せを行った。3歳馬2頭を追い、序盤は折り合いに専念。楽な手応えを保ったまま徐々に進出し、直線半ばではいったん2頭の間に入ろうとしたが、スペースがなかったためか切り替えられ最内へ進路を取る。そこから満を持して鞍上がゴーサインを送ると、鋭い切れ味を披露。それぞれに半馬身、1馬身の差をつけ最先着を果たしている。着差はそこまで派手ではないが、追い出しをギリギリまで待ってのもの。折り合って脚を溜め、弾けることができ、操縦性の高さも見せた稽古内容から、精神面の進境は大きく見て取れる。動きそのものもラスト1F11秒4(馬なり)と文句なしで、前走時からしっかり上積んでいるようだ。

スマートオーディンは、駆け付けた戸崎騎手が跨り、栗東ウッドで準オープン馬を相手に併せ馬。中2週とあって終いだけ重点の内容だったが、一杯まで追われた相手に対し脚色圧倒のまま追走先着を果たしている。まったく無理をしないで6F全体が84秒2、ラスト1Fが11秒7という好時計を出せるのは体が伸び伸びと使えている証拠だろう。一連の好調をしっかりキープできているようだ。

ヴァンキッシュランは前にエキストラエンド、後ろにフルーキーと重賞常連のオープン馬2騎を相手に3頭併せを行った。終始楽な手応えで進み、直線では2頭の間に入る。歴戦の古馬に挟まれプレッシャーはあったはずだが、リズムを崩さず進み若干だけ促されたゴール直前でスッと抜け出すと、それぞれにクビ差ほどの先着を果たしている。1週前に強い負荷を掛けられており、この日は静に徹した内容だったが、脚捌きのスムーズさ、そして上々の気迫面を見せており、高いレベルで好調を維持していると言っていいだろう。

アジュールローズは、美浦ウッドで3歳馬2頭と3頭併せを行い、相手と脚並みを揃える格好で同入フィニッシュとなった。中2週なだけに時計は5Fからで終始馬なりと負荷は軽めだったが、素軽い脚捌きを見せており好調なのは間違いなさそう。馬体の張りも上々で、一定の上積みはありそうだ。

エアスピネルは、栗東坂路で1秒先行した古馬500万下を追走する併せ馬を行った。折り合い重視で序盤はゆったりと進み、軽く促されたラストでは鋭く切れて相手を追い詰め同入に持ち込んでいる。4F53秒4-1F12秒1(馬なり)と、全体時計は控えめだがこれは予定の数字。前走時にほぼ仕上がっており、中間は状態維持を念頭に置いた調整で来ている。最終追いもオーバーワークとならず、思惑通りの内容をこなせており、いいデキを維持したまま臨めそうだ。

ロードクエストは、小島茂師が跨り美浦ウッドで最終調整を行った。僚馬を大きく先に行かせ、一応の目標とする変則の単走。終いだけ重点の内容で、力強い伸びを見せた。上積みこそ強調できないがデキ落ちはなく、いい意味での平行線と見ていいだろう。出否は未定だが、進出に問題ない状態だと言える。

マウントロブソンは、26日に美浦ウッドで4Fから時計を出す3頭併せという“堀流”の調整内容を消化し、追走同入を果たした。手応えは相手に対し劣勢だったが、これはいつものことで懸念視は不要。中間の攻めは以前よりも強化されており、線の細さも解消している。着実に上向いていると見ていい。

レッドエルディストは、四位騎手が跨り栗東坂路で併せ馬。先行した相手との差は5馬身あったが、詰め寄ったゴール直前で鋭い脚を繰り出すと、あっさり相手をパスして1馬身の先着を果たしている。時計は4F53秒4-1F12秒0(一杯)。前走時に比べ反応が鋭くなっており、状態をしっかり上げているようだ。

▽【関連リンク】
★★★さらに快適に! 無料の【UMAJINアプリ】Android版&iOS版 最新バージョン配信中!★★★

■目指せ100万円!【ウマオネア】 今回のお題は【日本ダービー(GI)の勝ち馬を当てろ!】です!
■驚異の新指数【WINDEX】先週日曜東京7R・4歳上500万下では3連単4万8200円をズバリ!
■海外競馬はUMAJIN.netにお任せ! 「海外競馬」ページはコチラから!
■これを見ずして日曜日の馬券は買えない! イチオシ大予想TV「馬キュン!」

おしらせ一覧

PAGE TOP