2011年朝日杯FSを制したアルフレードが引退

2011年の朝日杯FS（GI、芝1600m）を制したアルフレード（牡7、美浦・手塚）が左前浅屈腱炎により、6月2日付けでJRAの競走馬登録を抹消、現役引退となったことが発表された。今後は北海道苫小牧市のノーザンホースパークで乗馬になる予定とのこと。

同馬は2011年9月の中山芝1600m戦でデビュー。1番人気に応えて初陣を飾ると、続く新潟のきんもくせい特別でも勝利を挙げ、2戦2勝で同年暮れの朝日杯FSへと駒を進める。そこでも1番人気の評価を得ると、トウケイヘイローやクラレント、ハクサンムーンら強豪を破り、無傷で2歳王者の座に就くことに。その後は脚部不安に悩まされ勝ち鞍こそなかったものの、翌年のNHKマイルCで2着、2015年の東京新聞杯でも2着と、マイル路線でその存在感を見せ付けた。

▽【アルフレード】
父シンボリクリスエス
母プリンセスカメリア
母父サンデーサイレンス
通算16戦3勝

《重賞勝鞍》
2011年　朝日杯FS（GI）

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