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【先週のお別れ】藤田菜七子騎手が手綱を握った“アノ”馬が登録抹消

[6月1日抹消]
ミュゼゴースト(牡4、美浦・大江原)
通算成績
14戦2勝

父バゴの産駒には菊花賞馬ビッグウィークや桜花賞2着のオウケンサクラなど。母トリプルタイムは現役時中央で3勝。本馬の姪には新潟2歳S3着のコスモミールやマーメイドS3着のアースシンボルらの名が見える。なお、2013年北海道セレクションセールにおいて約1940万円で脱毛サロン「ミュゼプラチナム」を運営するジンコーポレーションの高橋仁氏に購買され、のち、「ヤマイチ」の冠名で知られる坂本肇氏に権利が譲渡されている。

2014年8月末の新潟芝1600m戦でデビューを迎えた同馬は、そこから5戦目にあたる2015年2月の3歳未勝利で初白星をゲット。続く昇級初戦の500万条件戦を0秒1差3着にまとめ早々にメドを立てると、4月の山藤賞では後方待機策から直線最内を鋭く伸びて2勝目を挙げた。また、白百合S3着を経て臨んだラジオNIKKEI賞でその名はいよいよ全国区に。いま思えばさすがに相手が悪かったか、勝ち馬はドゥラメンテやリアルスティールらと遜色ない実力を秘めるアンビシャス。並ぶ間もなく3馬身半の差をつけられてしまったが、馬群の中から渋太く脚を伸ばし2着を確保。切れ味鋭いナヴィオンやオルフェーヴルの全弟アッシュゴールド、今週末12日のエプソムCに出走予定のロジチャリスらには堂々先着を果たし、確固たる実力を示してみせた。

その後はセントライト記念に駒を進めるものの距離が微妙に長かったのか13着に大敗し休養へ。本年2月の京都記念(11着)で復帰し、東風S、メイSでともに3着と、着実に復調していた。故に、2階級降格したこの夏の活躍が大いに期待されていたが、残念ながらこのたび中央登録抹消となっている。

[6月2日抹消]
ナナパンチ(牝3、美浦・和田道)
通算成績
10戦0勝

父はサクラバクシンオーの後継種牡馬ショウナンカンプ、母父にはスプリンターズSと安田記念を制したブラックホークという短距離向きの血統背景。

2015年9月の阪神ダート1200m戦でデビューした本馬は9頭立ての8番人気と低評価を受けていたが、その前評判を覆して3着と好走し、3連単約26万馬券の波乱を演出。続く同年10月の未勝利戦でも3着、11月には2着と3戦連続で馬券圏内に食い込む活躍を見せ、初勝利は目前かと思われていたが、4戦目から徐々に成績は低迷。成績上のハイライトはこの3戦となる。

ただこの馬が世間から1番の関心を寄せられたのは本年4月、桜花賞前日の未勝利戦だろう。まだデビューして間もない16年ぶりのJRA女性ジョッキー・藤田菜七子騎手を鞍上に迎え、名前はナナパンチ、おまけに7番ゲートに収まるという“7”づくしの条件に多くの競馬ファンが反応し、前走9番人気14着と大敗を喫していたにも関わらず、当日は単勝4番人気に支持された。返し馬では藤田騎手を振り落とすアクシデントで観客を沸かせる場面もあったが、肝心のレースでは14着と振るわず。結局、同年5月の未勝利戦(16着)を最後に登録抹消してしまったが、この馬の場合、未勝利馬ながらもファンの記憶に残る競走馬として語り継がれていくのではないだろうか。

なお、5月30日?6月5日までの登録抹消は他113頭。

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