【ユニコーンS】ゴールドドリーム、グレンツェントら有力馬最終追い

6月19日に東京競馬場で開催される、ユニコーンS（GIII、ダ1600m）に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

ゴールドドリームは、栗東ウッドで3歳未勝利馬と併せ馬。序盤から余力十分に軽快なペースを刻み、3馬身先に行った相手を徐々に追い詰めると楽な手応えのままパスし3馬身の先着フィニッシュを果たした。ひと息入っていた前走を叩かれての上積みはかなり大きそうだ。

グレンツェントは、美浦ウッドで3歳未勝利馬と最終スパーリングを行った。5馬身ほど後方から来る相手を迎撃する格好となり、無理をさせず同入でフィニッシュを迎えている。手応えでやや劣勢だったが、相手が良く動いたもので、グレンツェント自身もまずまずのタイムで駆け抜けてはいた。休みなく走っており、上積みは強調しづらい状況だが、この馬なりの好調はキープだろう。

ダノンフェイスは栗東坂路で古馬1000万下を2馬身追走。脚色で圧倒して同入に持ち込み、4F51秒4-1F12秒1（馬なり）と好時計をマークしている。休まず走っているが、この中間は攻めが強化されておりますます快調といった雰囲気。一定の上積みは見込んでいい。

ストロングバローズは、木曜日に美浦ウッド4Fからの時計で瞬発力を調整する“堀流”の稽古内容を消化。1週前にしっかりやった効果か、この日は軽く促しただけで鋭い反応を見せることができていた。2カ月半ぶりになるが、さっそく力をフルに出してきそう。

クインズサターンは、栗東坂路で藤岡康騎手を背に終い重点に追われ、3歳未勝利馬に対して追走先着を果たしている。時計は4F54秒9-1F11秒9（強め）で、ラストには超抜の切れ味を披露。休み明けを2回使われ、絶好の状態に仕上がったか。

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