UMAJIN.net

おしらせ

【先週のお別れ】ナムラビクターの弟などが登録抹消

[6月9日抹消]
ナムラマサシゲ(牡5、美浦・谷原)
通算成績
26戦2勝(うち地方2戦0勝)

2011年4月28日に北海道日高町にある、いとう牧場で産声を上げた本馬。父は天皇賞・秋など重賞9勝を挙げたカンパニー。母ナムラシゲコは中央で1勝を挙げたのみだったが、本馬以外にもアンタレスS勝ちでチャンピオンズC2着の実績を残したナムラビクターなどを産んでいる。なお母の半兄には中央でラジオたんぱ杯3歳S(当時)やプロキオンSなど重賞4勝、地方高知では21勝もの勝ち鞍を挙げ、一時期は3冠馬ナリタブライアンのライバルとも言われたナムラコクオーの名も。名前からもわかる通り奈村信重オーナーの所有馬であり、デビュー当初は栗東の目野厩舎に所属し、本年3月5日のレースのち美浦の谷原厩舎で管理された。

初陣は2013年9月の阪神2歳新馬ダート1800m戦。勝ち馬から8秒9引き離された14着に敗れるほろ苦デビューとなったが、次走より芝路線へと矛先を向けると、そこから2戦後の11月福島芝1200m戦では16頭立てのブービー15番人気ながら、後方から上がり最速の切れ味で4着に好走。次走でもまだ7番人気と評価が低かったが、今度はハナを奪う積極策で堂々の逃げ切り勝ちを収めた。そこから約5カ月の休養を挟んで臨んだ昇級初戦の阪神3歳500万下では10番人気評価で馬体重はプラス14キロだったものの、勝ち馬から僅か0秒4差の4着に奮戦。また2015年1月の中京4歳上500万下ではこれまた12番人気と評価が低かったが後続に3馬身の差をつける圧勝劇を演じるなど、名前の由来ともなり、奇襲・奇策を得意とした南北朝時代の名将・楠木正成公を彷彿とさせるような走りを見せている。その後は目立った成績を残すことはできず、本年6月初週の東京3歳上500万下(10着)を最後に中央登録を抹消しているが、もし仮に地方へ移籍になったとしてもバックボーンに眠るダート適性の高さを発揮し活躍してくれるのではないだろうか。

[6月10日抹消]
トーセンハルカゼ(牡6、美浦・成島)
通算成績
29戦4勝

島川隆哉氏がオーナーブリーダーを務めるエスティファーム生産の本馬。その牝系からは2001年マーメイドS3着馬サファイヤコーストの名前を見つけることができる。

2012年12月22日、中山芝2000mで迎えたデビュー戦は3着。雨降りしきる中での厳しい馬場コンディションだったが、直線での伸び脚は見どころ十分だった。2013年5月が初勝利と、勝ち上がりまで時間を要したものの、そこから返す刀で臨んだ3歳500万下を上がり3F最速の脚で突き抜けあっさり2勝目をマーク。芝2400mで勝ち鞍を挙げたことから、陣営は菊花賞を目指し阿賀野川特別3着を経て神戸新聞杯へ参戦した。そこでは残念ながら16着と惨敗を喫してしまうが、続く名古屋日刊スポーツ杯では古馬相手に素晴らしい決め手を発揮し快勝。この時点で3勝すべてが左回りと、サウスポーぶりを遺憾なく発揮していた。

その後、芝でフタ桁着順が続いたこともあり丹沢Sで自身初のダート戦に挑むことに。近走成績や未知の適性と不安材料が多く、10番人気まで評価を落としていたが、レースでは外から手応え良くマクリ気味に進出。直線の伸び脚も良く3着と、砂の舞台への高い適性を証明した。クラス再編で1000万下からスタートとなった後はもう1歩のところで追い込み届かずの競馬が続いたが、2015年5月の自己条件で2着に5馬身差をつける圧勝劇。このレースもまた、自身が得意とする左回りでのものだった。

この勝利をきっかけにさらなる活躍が期待されたものの、昨年夏以降は精彩を欠き、本年5月の丹沢S(13着)を最後に中央登録抹消の運びとなっている。

なお、6月6日?6月12日までの登録抹消は他70頭。

▽【関連リンク】
★★★さらに快適に! 無料の【UMAJINアプリ】Android版&iOS版 最新バージョン配信中!★★★

■【ついに新シリーズスタート!】『UMAJIN POG 2016→2017』無料エントリー受付開始!
■驚異の新指数【WINDEX】エプソムCでは3連単1万5090円、マーメイドSでは馬連6030円をズバリ!
■海外競馬はUMAJIN.netにお任せ! 「海外競馬」ページはコチラから!
■これを見ずして日曜日の馬券は買えない! イチオシ大予想TV「馬キュン!」

おしらせ一覧

PAGE TOP