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【先週のお別れ】宝塚記念馬ナカヤマフェスタの全妹などが登録抹消

[6月16日抹消]
オールプリュネル(牝3、美浦・二ノ宮)
通算成績
6戦0勝

父は引退レースとなった香港ヴァーズで悲願のGI初制覇を果たし、絵に描いたような大団円で競走生活を締めくくったステイゴールド。残念ながら2015年に急逝してしまったが、種牡馬としてもオルフェーヴルやゴールドシップなど、個性豊かなスターホースを次々と輩出した。本馬は全兄に2010年宝塚記念勝ち馬にして同年凱旋門賞2着馬ナカヤマフェスタを持つ血統で、社台サラブレッドクラブにて1口100万円(計40口)、総額4000万円で募集された。

デビュー戦は2015年8月22日、新潟芝2000m。ナカヤマフェスタとのコンビで世界に挑んだ蛯名騎手が手綱を握った。レースでは道中好位のインで折り合うと、直線は馬場の内めを突いて進出。いったんは先頭を窺うシーンを作ったが、そこから伸び切れず7着に終わった。それでも勝ち馬から0秒6差と大きく離されたわけではなく、近いうちの勝ち上がりを予感させる手応え十分の初陣だった。

しかしその後は芝1600m戦にダートと試行錯誤を繰り返したものの、目立った成績を残すことができず、本年6月11日の東京1R・3歳未勝利戦(14着)を最後に中央登録を抹消。今後は北海道千歳市の社台ファームで繁殖馬になる予定とのことで、日本のみならず世界の舞台でも輝かしい実績を残した兄に匹敵するような仔をターフに送り出すことに期待したい。

[6月17日抹消]
レインフォール(牡7、栗東・本田)
通算成績
28戦4勝

新ひだか町三石にある下屋敷牧場で父ダイワメジャー、母エヴァソーライトリーとのあいだに産まれた本馬。半姉にはデビュー2連勝後に挑んだ阪神JFで3着、ぶっつけ本番となった桜花賞で2着と奮戦したマヤノメイビーがいる。2010年北海道セレクションセールにてラントゥザフリーズ・ソロシンガー親仔や全日本2歳優駿の勝ち馬プライドキム、重賞2勝のチェックメイトなどの所有者で知られる深見富朗氏に1575万円で購買され、栗東の本田優厩舎で管理された。

デビューは2012年2月末の3歳新馬戦。競走馬名の由来通りに、「雨が降る」日を選んでデビューした訳ではないのだろうが、小雨降りしきるレースでは15頭立ての7番人気と評価は低かったものの、逃げ馬をピッタリとマークする形で進め直線入り口手前で早々と先頭へ。最後まで脚色鈍らず後続に3馬身の差をつける圧勝で初陣を飾った。余談にはなるがこれ以降「雨垂れ石を穿つ」のことわざのごとく、この馬の雨の日の出走レース(全4度)を狙って馬券を買っていたファンも少なくはなかったと思うが、残念ながら馬券になったのはこのデビュー戦のみ。とくに2013年北野特別では単勝2倍台、複勝1倍台の圧倒的人気に推されたが8着に敗れている。

とはいえ、デビュー同年夏に500万、1000万条件特別を連勝。準オープンへの昇級初戦となった10月の大原Sではその僅か2カ月半後にグランプリ有馬記念で2着することになるオーシャンブルー相手に僅か0秒1差3着するなど、その後の飛躍が期待された。が、それを思えば、その後本年5月末の障害未勝利戦(6着)をもって登録を抹消するに至るまでに、降級した1000万条件を1度勝つのみに留まってしまったのは正直物足りない。ただそんななかでも福島牝馬S勝ちのマコトブリジャールや朝日チャレンジCのアルキメデス、新潟重賞3勝のパッションダンスらと遜色ない内容を繰り広げていたように、高い素質を秘めた実力馬だったように思う。

なお、6月13日?6月19日までの登録抹消は他77頭。

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