ナムラコクオー、ワンダースピードらを輩出　キンググローリアス死す

現役時代はアメリカでGIを2勝し、引退後は日本で種牡馬として活躍したキンググローリアスが、7月2日に老衰のため死亡したことが明らかとなった。30歳だった。

同馬は1988年に米でデビューし、同世代にはサンデーサイレンスがいた。2歳時にハリウッドフューチュリティ（GI、ダ8.5F）、3歳時にハスケル招待ハンデ（GI、ダ9F）を制するなど通算9戦8勝の成績を残し引退。1990年から日本で種牡馬として供用が開始され、NHK杯（※GII、芝2000m）など重賞を4勝したナムラコクオーや、1998年の日本ダービー2着馬ボールドエンペラー、東海S（GII、ダ2300m）など中央・地方で重賞を5勝したワンダースピードらを送り出す。2010年を最後に種牡馬を引退した後は、　日本軽種馬協会静内種馬場で功労馬として余生を過ごしていた。

※国際格付け以前の独自グレード。

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