【今週の新馬戦・注目馬（土）】アメイズミー　仕上がりは申し分なし

■7月2日、福島競馬場の第5R・メイクデビュー福島（新馬、芝1200m）にアメイズミー（牡2、美浦・栗田博）が出走を予定している。母アルーリングアクトは小倉3歳S（現・小倉2歳S）の勝ち馬で、半姉アルーリングボイスも同レースを含む2つの2歳重賞を制しており、早い時期からの活躍が期待されいる血統背景の持ち主。1週前追いではオープン馬シャイニープリンスに胸を借り、堂々と食い下がると、今週は先行していた3歳500万下を馬なりで追い詰めた。仕上がりに関しては申し分ないものがある。鞍上は蛯名騎手だ。

また、このレースにはハングリーベン（牡2、美浦・武井）もエントリーしている。近親に目立った活躍馬がいないが、牝系を遡れば名種牡馬ノーザンダンサーやデインヒルがいる一本筋の通った血統馬。美浦ウッドで行われた1週前追い切りは、馬なりのままラスト1F12秒5をマークしており、古馬と比べても遜色ない動きを見せていた。初戦から力を出し切れる仕上がりだと言えそう。

▽【アメイズミー】
父タートルボウル
母アルーリングアクト
母父End Sweep
▽【UMAJIN POG】
地獄モード　43名
一口モード　13名

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▽【ハングリーベン】
父ベーカバド
母サマーコード
母父スターリングローズ
▽【UMAJIN POG】
地獄モード　1名
一口モード　指名不可

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■同じく2日、福島競馬場の第6R・メイクデビュー福島（新馬、ダ1150m）で、叔母にオークス3着馬アイスフォーリスがいるトワイライトライフ（牝2、美浦・黒岩）がデビュー。早めの入厩でじっくりと乗り込まれており1週前追い、最終追いと新馬相手に圧倒する動きを見せた。「ダート向きだが、軽い走りでスピードがある。追って味があるのもいい」と関係者。上位進出に期待できそう。

また、このレースには外国産馬クロースリーニット（牡2、美浦・二ノ宮）もエントリー。父ベラミーロードは現役時代に米のGIウッドメモリアルSなど重賞2勝を挙げ、代表産駒には日本で種牡馬として活動しているトビーズコーナーがいる。牝系ではいとこにサンディエゴハンデキャップなど米でGIIを2勝、BCダートマイルで3着などがあるトレスボラッチョスがおり、近親にメルボルンCを3連覇した女傑マカイビーディーヴァの名も。最終追いでは5馬身先に行った3歳未勝利馬を余力を残して追い詰めており、脚力は間違いなく水準以上のものがありそう。関係者は「見栄えがする馬体で、いいスピードを持っている」と評価しており、初戦から好勝負に期待。鞍上は戸崎騎手を予定している。

▽【トワイライトライフ】
父ゴールドアリュール
母ラプターセイハート
母父トワイニング
▽【UMAJIN POG】
地獄モード　12名
一口モード　4名

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▽【クロースリーニット】
父Bellamy Road
母Romantic Romance
母父Rahy
▽【UMAJIN POG】
地獄モード　30名
一口モード　指名不可

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■同じく2日、中京競馬場の第5R・メイクデビュー中京（新馬、芝1400m）で、外国産馬ライズイーグル（牡2、栗東・森）がデビュー戦を迎える。父フランケルは英2000ギニーなど14戦して無敗のまま引退した名馬で、今年の2歳馬がファーストクロップ。半姉ララアは米のGIハリウッドスターレットSを勝利しており英国、そして米国での大活躍馬の血を引く世界的良血馬と言える。1週前追い切りには福永騎手が跨り、栗東坂路を力強いフットワークで駆け抜けて4F51秒0-1F12秒4（強め）の好時計をマーク。川又騎手候補生が騎乗した最終追いでは終いだけ重点に追われると、4F52秒6-1F12秒4（強め）を出し、鋭い反応を見せた。「パワーとスピードを兼ね備えている馬」と関係者はこの馬を高く評価しており、初戦から勝ち負けに期待していいだろう。福永騎手が騎乗予定。

このレースにはディアドラ（牝2、栗東・橋田）も出走を予定している。半兄オデュッセウスは橘Sなどで3勝を挙げており、いとこにはダービー馬ロジユニヴァース、叔父には重賞6勝のノーザンリバーなどがいるという華やかな血統背景を誇る。当初なかなか動きが良くなってこなかったが、M.デムーロ騎手が1週前追いでビシッと気合いを入れたのが奏功したようで、今週の最終追い切りでは栗東坂路のラスト1Fで12秒3（一杯）と出色の反応を示し、3歳未勝利馬に対し追走先着を果たした。この馬の力を出せる態勢は整っているようだ。エスコート役はM.デムーロ騎手が務める予定。

▽【ライズイーグル】
父Frankel
母Rose of Summer
母父El Prado
▽【UMAJIN POG】
地獄モード　375名
一口モード　指名不可

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▽【ディアドラ】
父ハービンジャー
母ライツェント
母父スペシャルウィーク
▽【UMAJIN POG】
地獄モード　44名
一口モード　指名不可

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■同じく2日、函館競馬場の第5R・メイクデビュー函館（新馬、芝1000m）で初陣を迎えるのがサツキチャン（牝2、美浦・松永康）。父ダノンシャンティは2010年のNHKマイルCをレースレコードで制したGI馬。ひとつ上の現3歳世代がファーストクロップとなり、重賞3勝のスマートオーディンを輩出している。近親（祖母の半兄）にすばるSなど中央7勝のタガノサイレンス。1週前追いではウッド、最終追いでは芝コースで実戦でも騎乗する城戸騎手を背に単走の稽古を実施。いずれも力強く脚を伸ばしており、まずまずのタイムを計時した。「馬場におろしてからの動きは想像以上に良く、実戦タイプ。牧場でも仕上がりは進んでいたし、初戦から楽しみだね」と関係者は語っており、上位進出に期待できそう。

このレースにはガーシュウィン（牡2、美浦・和田雄）も出走を予定。近親（祖母の半姉）に函館3歳S（現・函館2歳S）やクイーンCなど重賞3勝を挙げたマザートウショウがいる。「（母父の）サクラバクシンオーのいいところが出ているようで、スピードは抜群。函館に輸送した後も順調です」と、関係者はこの馬を評している。最終追いでは同じレースでデビューを飾る大江原厩舎のマスターマインドを圧倒しており、仕上がりは万全だろう。鞍上は勝浦騎手。

▽【サツキチャン】
父ダノンシャンティ
母カワイコチャン
母父ゴールドヘイロー
▽【UMAJIN POG】
地獄モード　7名
一口モード　指名不可

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▽【ガーシュウィン】
父アドマイヤマックス
母ブルームトウショウ
母父サクラバクシンオー
▽【UMAJIN POG】
地獄モード　8名
一口モード　指名不可

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【今週の新馬戦・注目馬（日）】全姉はソルヴェイグ　ドロウアカードが中京でデビュー

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