おしらせ
【ラジオNIKKEI賞】堅実派ブラックスピネルが重賞制覇を狙う
7月3日、福島競馬場でラジオNIKKEI賞(GIII、芝1800m)が行われる。
デビューから掲示板を外していない堅実な走りが持ち味のブラックスピネル(牡3、栗東・音無)は、前走の白百合Sで中団追走から力強く伸びて、オープン特別2勝目を飾った。過去の実績からトップハンデの57キロを背負うが、前走と同じ斤量であるため問題はないだろう。重賞では4着2回と馬券に絡めていないが、どちらも世代最上位クラスの馬が相手だったため、仕方ない部分がある。今回のメンバー構成なら主役級の評価を下しても差支えがないだろう。1週前追い切りは栗東坂路で併せ馬を実施。併せた相手が稽古駆けするタイプだったため1馬身ほど遅れはしたが、4F50秒6-1F12秒8(一杯)の好時計をマークしている。前走以上の状態でレースに臨めそうだ。
4走連続で上がり最速をマークしている末脚が魅力的なゼーヴィント(牡3、美浦・木村)。前走のプリンシパルSは3着に敗れたが、後方から勝ち馬に迫るほどの鋭い伸び脚を見せていた。今回は広い東京コースから小回りの福島コースに替わるが、中山コースで2勝を挙げており、力を出し切れる条件だろう。前走から2キロも軽くなるハンデ54キロは恵まれた印象があり、メンバー屈指の決め手を繰り出せれば勝機は十分だ。美浦ウッドで行った1週前追い切りは、余力たっぷりの手応えからラスト1F12秒0を計時し、大きく先行していた古馬と同入を果たしている。しっかりとしたフットワークで走れており、仕上がりの良さが感じられた。
アーバンキッド(牡3、美浦・斎藤誠)は前々走の毎日杯で0秒2差の2着と好走している実力馬。前走のNHKマイルCは16着に敗れたが、1着馬メジャーエンブレムをマークする形が仇となった結果だ。ハンデ56キロと1勝馬にしては見込まれた感があるが、アーリントンCで1番人気に支持されたほどの高い素質を持っており、ここを勝ち切っても驚けない。1週前追い切りでは気迫溢れる動きを見せ、古馬相手に大きく先着。臨戦態勢が整っていると見ていいだろう。
ジョルジュサンク(牡3、栗東・鮫島)は3走前のすみれSでブラックスピネルの追撃を凌ぎ、勝利を収めている。前走の白百合Sは4着に敗れているが、道中で進路が狭くなるなどスムーズさを欠く競馬だった。今回、小回りの福島コースへ替わるのは、好位から渋太く脚を伸ばすこの馬にとってプラス材料で見直しが必要だろう。近2走から1キロ軽くなるハンデ56キロも追い風となっており、重賞制覇に向けて好条件が揃っている。この中間は短期放牧に出されたが、調教の動きは前走同様に力強いものだった。順調な調整過程を歩んでいると判断していい。
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