おしらせ
【七夕賞】アルバートドック 右回りなら巻き返す
7月10日、福島競馬場で伝統のハンデ重賞、七夕賞(GIII、芝2000m)が行われる。
アルバートドック(牡4、栗東・須貝)は、今年2月の小倉大賞典で重賞を初制覇。後方で抜群の折り合いを見せると、直線では最内で巧みに馬群を捌いての勝利だった。脚力、競馬センスの高さをそこで見せ付けたが中日新聞杯で18着、前走エプソムCでの7着が案外な印象。平坦、右回りで本領発揮となるタイプのようで、今回は巻き返しに期待していいだろう。55.0キロだった小倉記念勝ちがアタマ差だっただけに、今回のハンデ57.0キロはいささか見込まれた感があるが、馬格はあるタイプで大幅割り引きまでは考えなくていい。休みなく走っているが、適度に間隔を取って使われており疲れた様子はない。ウッドコース単走となった1週前追いでは、直線でビッシリ追われ、機敏な反応から力強い伸びを見せた。使われつつ調子を上げてきている印象で、確実に前走よりいい状態で臨めそう。
ルミナスウォリアー(牡5、美浦・和田郎)は、前走が3カ月ぶりの一戦かつ、準オープンへの昇級初戦だった。決して楽な条件ではなかったが、中団でしっかり折り合うと、直線では鋭い決め手を発揮して1馬身半差のV。以前は2200?2400m戦で堅実ながら歯がゆい走りが続いていたが、体質強化に伴って決め手に鋭さが増し、ある程度流れて脚が溜まるこの距離がフィットした感もある。そこで撃破した相手がエアアンセム、ケイアイチョウサンとあって今回の昇級は形だけといった印象。左巧者のイメージがあり、初の福島コースがどうかだが2走前の阪神内回り2000mのレースで好内容勝ちを収めているし、そこまで割り引く必要はないだろう。ハンデ55.0キロなら勝ち負け可能。中2週とあってこの中間は時計を出していないが、今週しっかり動ければ前走好走の反動なしと考えていい。
シャイニープリンス(牡6、美浦・栗田博)は2走前に福島民報杯でV、前走新潟大賞典で3着と成績が安定してきた。レース運びに進境が窺え、好位で流れに乗れるようになったのが大きいか。以前はマイル戦線での活躍が目立ったが、現状は追走が楽な2000mがベストのようだ。2走前の福島民報杯はオープン特別ながらメンバーが揃っていた一戦で、そこでの3馬身差勝ちはコース相性の良さを物語るもの。同じ条件で重賞初Vなるか。新潟大賞典と据え置きのハンデ56.5kgも好材料となろう。2カ月ぶりになるが、緩んだ雰囲気はなく馬なりオンリーでも馬自身が前向きさを見せ、軽快な伸びを見せている。雄大なフットワークで、数字以上のスピード感があるのがいい。一連の好調キープ。
ヤマニンボワラクテ(セ5、栗東・松永幹)は今年1月の準オープン勝ちが強い内容。オープンへの昇級初戦が別定GIIのAJCCで、ここでさっそく0秒3差の5着に入ると中日新聞杯で4着、福島民報杯で3着とメドを立てている。前走の天皇賞・春はさすがに相手が強く、距離も長かったため大敗はやむなし。立て直され、過去【2.1.1.0】の福島芝コースが舞台なら上位進出は必至か。ハンデはサトノノブレスに0秒2差だった中日新聞杯から据え置きの55.0キロで、恵まれたと言っていいだろう。放牧明けで、動きにいささか鈍さはあるものの、栗東坂路での1週前追いではラスト1F12秒2(強め)と仕掛けにしっかり反応できていた。態勢は整いつつあり、あとひと追いあれば力を出せるデキとなってきそう。
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