おしらせ
ファレノプシス死す エリザベス女王杯などGIを3勝
2000年のエリザベス女王杯(GI、芝2200m)などを制し、現在は繁殖牝馬として活躍していたファレノプシス(牝21)が、7月1日に繋養先のノースヒルズ(北海道新冠町)で死亡していたことが、本日7月4日にJRAより発表された。くも膜下出血のため。
同馬は1997年11月にデビュー。翌年4月の桜花賞(GI、芝1600m)を制し、初重賞制覇をGI勝ちで成し遂げた。続くオークスは3着に終わったが、秋はローズS勝ちをステップに臨んだ秋華賞(GI、芝2000m)を勝って2冠馬に。その後しばらくは勝ち鞍から遠ざかっていたが、5歳シーズンの2000年11月にエリザベス女王杯を制し3つめのGIタイトルを手中に収めている。引退後は繁殖入りし、ファンタジーSで3着に入ったアディアフォーンやフィリーズRで2着に入ったラナンキュラスらを送り出した
ノースヒルズの前田幸治代表は「生産馬として初のGI制覇を成し遂げてくれたファレノプシスが亡くなり、とても寂しく残念に思っています。彼女は『胡蝶蘭』という名の通り、現役を退いて母となってからも、美しく気品にあふれていました。弟たちにはサンデーブレイクやキズナなど、私ども牧場に新たな歴史を加えてくれた競走馬たちがいます。彼女の産駒も、当歳が誕生しておりますので、未来に夢をつないでくれると信じています」と、JRAを通じてコメントしている。
▽【ファレノプシス】
父ブライアンズタイム
母キャットクイル
母父Storm Cat
※半弟にキズナ(日本ダービーなど重賞5勝)、いとこにナリタブライアン(日本ダービーなどGIを5勝)、ビワハヤヒデ(菊花賞などGIを3勝)ら。
通算16戦7勝
《重賞勝鞍》
2000年 エリザベス女王杯(GI)
1998年 桜花賞(GI)
1998年 秋華賞(GI)
1998年 ローズS(GII)
※国際格付け以前の独自グレード。
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