【地方競馬トピックス】安部弘一調教師・安部幸夫騎手親子が引退

■7月15日、笠松競馬第5Rでアロースコルトン（牡3）が1着となり、騎乗していた向山牧騎手（51、笠松・川嶋弘）は1983年4月のデビュー以来、1万6742戦目にして地方競馬通算3200勝を達成した。同騎手は「3200勝達成できて良かったです。いつも支えてくださる馬主さん、調教師さん、厩舎のスタッフ、そして、ファンの皆様に感謝したいと思います。4000勝目指してこれからも一生懸命騎乗しますので、応援よろしくお願いします」と、笠松けいば公式ホームページを通じコメントしている。なお、7月27日の笠松競馬第5R終了後にウイナーズサークルにて3200勝達成記念セレモニーが執り行われるとのこと。

【主な重賞勝ち鞍】
1986年　新潟ダービー　クリクレーン
1998年　東北サラブレッド大賞典　ロバリーハート
2007年　ライデンリーダー記念　カキツバタフェローなど。

■7月18日、盛岡競馬場にて行われた“盛岡競馬場開場20周年記念「ジャパンジョッキーズカップ2016」”は、全3戦の結果111ポイントでチームWESTが優勝。個人部門では、計33ポイントでチームWEST・永森大智騎手（29、高知・雑賀正）が優秀騎手賞を獲得し個人優勝を果たした。コメントは以下の通り。

・チームWESTキャプテン　川原正一騎手のコメント
「4人が一丸となって絆でしっかり結びついていたのと、持っている騎手（永森大智騎手）も優勝を後押ししてくれました。賞金100万円は年功序列ではなく、きっちり4等分で分けたいと思います」

・優秀騎手賞　永森大智騎手のコメント
「3戦未勝利では気が引けるが、馬のおかげで総合優勝できました。ジョッキーですから1つは勝ちたいところでした。賞品の豚1頭分は高知のお米とセットで皆さんにふるまいたいと思っています。27日に高知ジョッキーが刈り取る予定になっています。今日は未勝利ですいませんでした。その分、札幌のワールドオールスタージョッキーズで、自分の技術を精一杯使って地方、高知をアピールしたいと思っています」

なお、詳細は岩手競馬公式ホームページをご確認ください。※外部サイトへ接続されます。


■愛知県競馬組合に所属する安部弘一調教師（73、名古屋）が、2016年7月31日をもって一身上の都合により引退、また、息子である3000勝ジョッキーの安部幸夫騎手（48、名古屋・安部弘）が、調教師試験に合格し、8月1日付けで調教師となることが明らかとなった。なお、7月22日の名古屋競馬第12R終了後にウイナーズサークルにて両者の引退セレモニーが執り行われるとのこと。

《安部弘一調教師プロフィール》
生年月日：1942年8月29日
調教師免許取得：1973年3月31日
現役期間：43年3カ月
生涯成績：地方競馬1万7865戦867勝（2016年7月17日現在）
初出走：1973年4月18日名古屋競馬第3Rシュンエース（6着）
初勝利：1973年5月6日中京競馬第6Rカトリオー（4戦目）
500勝達成：1993年4月15日名古屋競馬第9Rジプシーセイコー（5909戦目）

【主な重賞勝ち鞍】
2000年　スプリンター争覇　ツルギアンバー
2000年　読売レディス杯　ツルギアンバーなど。


《安部幸夫騎手プロフィール》
生年月日：1968年6月20日
騎手免許取得：1987年9月29日
現役期間：28年9カ月
生涯成績：地方競馬1万9022戦3049勝（2016年7月17日現在）
初出走：1987年10月18日中京競馬第2Rキンコシングン（7着）
初勝利：1987年10月23日中京競馬第7Rフリオンレディー（14戦目）
3000勝達成：2015年12月24日名古屋競馬第6Rトーホウシルエット（1万8786戦目）

【主な重賞勝ち鞍】
2000年　サラブレッドチャレンジC　ブラウンシャトレー
2007年　サマーチャンピオン　キングスゾーン
2015年　スプリングC　ハナノパレードなど。

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