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【地方競馬】明日7日、大井競馬場で重賞・東京記念 大井記念を制したランリョウオーがSI連勝を狙う
9月7日、大井競馬場で重賞・東京記念が開催される。施行条件の変更も多い南関東の重賞にあって、1964年の第1回から変わらず2400mの距離で施行されている、まさに伝統の重賞だ。今年は15頭が栄冠を目指して参戦する。1着賞金は3200万円。枠順、発走時刻は以下の通り。なお、フレッチャビアンカの鞍上は御神本騎手に変更命令が出されたため、今野忠騎手に騎手変更となっている。
■大井11R・東京記念(SI、ダ2400m) 20時10分発走
1枠1番 トーセンブル (牡7、船橋・山中尊) 西啓
2枠2番 ブラヴール (牡5、船橋・佐藤裕) 石崎駿
2枠3番 サトノプライム (牡8、船橋・川島一) 張田昴
3枠4番 フレッチャビアンカ(牡5、船橋・川島一) 今野忠
3枠5番 エメリミット (牡5、船橋・林正) 山口達
4枠6番 ホーリーブレイズ (牡8、大井・福永敏) 安藤洋
4枠7番 セイカメテオポリス(牡4、大井・渡邉和) 本田正
5枠8番 ドスハーツ (牡5、大井・福田真) 町田直
5枠9番 ストライクイーグル(牡9、大井・藤田輝) 真島大
6枠10番 シュプレノン (セ7、船橋・山中尊) 小杉亮
6枠11番 パストーソ (牡4、大井・月岡健) 和田譲
7枠12番 ランリョウオー (牡4、浦和・小久保) 本橋孝
7枠13番 ウラノメトリア (セ6、大井・渡邉和) 矢野貴
8枠14番 ロードマイウェイ (牡6、船橋・岡林光) 岡村健
8枠15番 マンガン (牡5、川崎・田島寿) 笹川翼
今年も実力馬・実績馬が数多く参戦することとなったが、その中でもランリョウオー(牡4、浦和・小久保)に注目が集まりそうだ。
2歳時から全日本2歳優駿2着など素質の片鱗を見せていた同馬。3歳初戦の雲取賞を制して順風満帆かと思われたが、好事魔多し。羽田盃3着後に骨折が判明し、そこから半年以上の休養を余儀なくされた。
昨年12月に復帰してしばらくは勝ったり負けたりを繰り返していたものの、2000m以上の距離を使うようになってから成績が安定。幸オープン、武蔵国オープンと2連勝で臨んだ前走の大井記念では好位から抜け出す横綱相撲でノンコノユメ以下を下し、念願のSI初勝利を飾った。
今回は初の2400m戦になるが、距離を延ばしてからの走りを見る限り問題なくこなせるはず。さらに連勝を伸ばせるか注目したい。
フレッチャビアンカ(牡5、船橋・川島一)は昨年このレースを制したディフェンディングチャンピオン。今年に入ってからも2600mの金盃を制しているようにスタミナ勝負には絶対の自信を持つ。
御神本騎手が騎乗できなくなり、急遽今野忠騎手に騎手変更となるアクシデントこそあったが、百戦錬磨の鞍上なら難なく乗りこなせそうだ。この一件で嫌われるようなら配当的に妙味ある存在になりそう。
7月の東京記念トライアルを制したのがマンガン(牡5、川崎・田島寿)。一昨年の東京ダービー2着馬だ。
フレッチャビアンカと同じく金盃を制した実績があり、こちらもダートの長丁場で良さを発揮するタイプ。テン乗りとなる笹川翼騎手の手綱捌きにも期待したい。
セイカメテオポリス(牡4、大井・渡邉和)は4歳世代の実力馬。昨年の戸塚記念を制した実績を誇る。
特筆すべきはその安定感で、戸塚記念以降は掲示板を外していない。どんな相手でもしっかりと実力を発揮できるタイプで、ここも大崩れは考えにくい。伝統のレースで久々の重賞制覇なるか。
一昨年の東京ダービー馬エメリミット(牡5、船橋・林正)も参戦。昨年のこのレースではフレッチャビアンカにクビ差及ばず2着と涙を飲んだ。
ムラ駆け傾向ではあるものの、ハマった時の破壊力は東京ダービーを見ても明らか。人気をしていない時に好成績を残す大駆けタイプでもあり、ここでも一発の魅力を秘めている。
このほかにも東京記念トライアル2着のウラノメトリア(セ6、大井・渡邉和)、南関東ゆかりの血統馬ブラヴール(牡5、船橋・佐藤裕)、船橋のベテラントーセンブル(牡7、船橋・山中尊)なども虎視眈々と上位進出を目論む。
(Text:Inoue)
【第59回 東京記念(SI)】の調教追い切り動画 TCK 東京シティ競馬【公式】より
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