おしらせ
【今週の重賞】[小倉2歳S]フェニックス賞を制したミカッテヨンデイイら2歳快速馬が集結!
■9月4日、小倉競馬場で第42回・小倉2歳S(GIII、芝1200m)が行われる。
まず注目は、前哨戦のフェニックス賞を制したミカッテヨンデイイ(牝2、美浦・堀内)だろう。新馬戦、未勝利戦ともに追い込んで3着という結果だったが、前走のフェニックス賞では中団で構え、直線は鋭く差し切り、1勝馬相手に堂々の勝利。4キロ増ながら、前走より1秒近く時計も短縮した。昨年は上位3頭を牝馬が占めたように当レースにおいて牝馬の活躍が目立っていることも追い風となりそう。引き続きの滞在効果で更なる上積みがあればここでも通用する可能性十分だ。
クリダーム(牡2、栗東・須貝)も侮れない存在。前走の函館2歳Sは内枠から軽く気合をつけてハナへ立ち、余裕を持って直線に向けたものの、追われると内にモタれてしまい、勝ち馬に捉えられてしまった。しかし不利な大外枠から非凡なスピードでハナに立ったことは評価すべきだろう。鞍上は前走に引き続き武豊騎手が跨るが、同騎手はこれまで小倉2歳Sを3勝、2着2回、3着1回と抜群の成績を誇っているだけに、ここは好勝負必至だろう。
ウメムスビ(牡2、栗東・新谷)は前走のフェニックス賞で2番人気の支持を得るも4着に惜敗。果敢にハナに立ったものの、道中力んでしまった影響で直線はもうひとつ伸び切れなかった。しかし今回はテンに速い馬が揃っているため、本来の好位追走の形を取ることができれば巻き返しがあっていいだろう。前回の敗戦で人気を落とすようなことがあれば、波乱の使者として激走する可能性も。
新種牡馬グレーターロンドン産駒のロンドンプラン(牡2、栗東・宮本)にも注目。新馬戦では素質の高さと父譲りのスピードを武器に、今回有力視されているミカッテヨンデイイらに先着している。時計の短縮が課題となりそうだが、速い馬場に対応できれば上位に食い込む能力はある。
ほかにも、中京で行われた芝1200m新馬戦でウメムスビに勝利したプロトポロス(牡2、栗東・西村)、未勝利戦でミカッテヨンデイイに先着を果たしているニシノトキメキ(牡2、栗東・北出)など、魅力のある馬が多数参戦。目が離せない一戦となりそうだ。
(Text:Nishidate)
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