【今日の出来事】小倉第3Rで高倉騎手と長岡騎手が落馬負傷　富田騎手は騎乗停止に／WASJ出場のT.バシュロ騎手がJRA初勝利

【8月28日の出来事】
■小倉競馬第3R・3歳未勝利で、最後の直線コースにおいてレディコートアスクが内側に斜行したため、その内を走行していたクレエンシアが内側に振られ、その直後を走行していたティンタルレがクレエンシアに触れて転倒した。また、キンプウおよびシンハプーラは、先に転倒したティンタルレに触れて躓き、騎手が落馬した。ティンタルレに騎乗していた高倉稜騎手（30、栗東・フリー）は、北九州市内の病院に搬送され、頸部、頭部打撲と診断。また、キンプウに騎乗していた長岡禎仁騎手（28、栗東・高橋亮）も、同市内の病院で頸部、頭部の打撲と診断された。
　この件につき、レディコートアスクに騎乗していた富田暁騎手（25、栗東・木原）には開催2日間（9月10日、11日）の騎乗停止処分が科せられた。

■札幌競馬第12R・WASJ第4戦でアインゲーブング（牝4）が1着となり、同馬に騎乗したテオ・バシュロ騎手（29、仏）が昨日8月26日の初騎乗から4戦目でJRA初勝利を挙げた。

同騎手は「今回はこのような機会を与えていただき、素晴らしい経験になりました。以前からC.ルメール騎手を含め、日本の競馬にはいつも注目していたので、今回このような素晴らしい馬をオーナーから提供いただき、感謝しています。昨日は4着に入れたのですが、レースの感じを掴むのが難しかったです。2日目には更にいい成績を取りたいと思っていたので、ゴールの瞬間は腕を上げました。皆様から温かい声援をいただき、嬉しいです」と、JRAを通じてコメントしている。
（Text:Hattori）

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