おしらせ
【先週のお別れ】重賞3勝スマイルジャックの全弟などが登録抹消
[7月20日抹消]
ダノンジェラート(牡7、美浦・萩原)
通算成績
16戦5勝
愛国産の母ペンカナプリンセスは現役時代、愛1000ギニー(GI、芝1600m)2着。繁殖牝馬としても2014年青葉賞2着馬ワールドインパクト、先日中京のメイクデビューを勝ち上がったトリコロールブルーなどコンスタントに活躍馬を輩出している。ディープインパクト産駒の本馬は2009年のセレクトセール当歳馬セッションにおいて6600万円で株式会社ダノックスに落札された。
デビューは遅く、2012年3月31日の中山芝1800m。既走馬相手とあって7番人気と戦前の評価は決して高いものではなかったが、上がり3F33秒3と中山芝未勝利ではなかなかお目にかかれない豪脚を披露し2着と好走。その次走であっさり未勝利を勝ち上がると、約4カ月の休養を経て臨んだ札幌芝1800mをこれも上がり3F最速の脚で勝利。「遅れてきた大物」を予感させるインパクト十分のレースを続けたことで、同世代と戦う秋のビッグレースへの期待が高まった。
陣営が次なる舞台に選んだのはセントライト記念。3着内に菊花賞への優先出走権が与えられるトライアルレースで、フェノーメノやベストディールなど実績馬が揃ったレースながらキャリアわずか3戦の本馬は3着を確保し、同世代のGI級と互角に渡り合えるポテンシャルの高さを示した。続く菊花賞はさすがに距離が長かったのか7着に敗れてしまったが、自己条件に戻ってからは1600?2000mを中心に安定した走り。実に8戦連続で馬券圏内を続けると、2015年2月のアメジストSを制し待望のオープン入りを果たす。
しかし、菊花賞以来の重賞挑戦となった中日新聞杯は能力を発揮し切れず7着。その後は順調にレース使うことができず、今年4月に行われた福島民報杯(12着)を最後に中央登録を抹消された。なお、来年には本馬の全弟「ペンカナプリンセスの2015」がデビュー予定。兄が叶わなかったクラシック戦線での活躍を期待したいところだ。
[7月22日抹消]
テーオーゼウス(牡8、栗東・日吉)
通算成績
48戦2勝(うち地方4戦0勝、障害22戦1勝)
全兄は重賞3勝、2008年日本ダービーでは12番人気2着と大舞台で記憶に残る激走を見せたスマイルジャック。本馬は2009年のセレクトセール当歳馬セッションにおいて4500万円で小笹公也氏に落札された。
2010年8月1日、1番人気に推されたデビュー戦の函館芝1800mは9着。しかしその後、レースを経験しつつ本来のパフォーマンスを発揮できるようになり、3歳9月、いわゆるスーパー未勝利で待望の初勝利。ひと息入れられて臨んだ2012年2月の昇級初戦でも4着と惜しいレースを見せると、さらなる可能性を模索すべく使われたダートでも3着に入るなど条件問わず好走を続けた。
転機が訪れたのは2014年。この間、栗東の藤岡厩舎から同じ栗東の日吉厩舎への転厩を挟まれた本馬は、本格的に障害レースへと参戦することとなった。入障当初は戸惑いもあったのか低迷する時期もあったが、除々に慣れてきたのか同年夏以降5→4→3着と成績は右肩上がりに。そして迎えた障害10戦目、ついに障害における初勝利を飾った。残念ながらオープンクラスでは目立った活躍ができなかったが、芝・ダート・地方・障害とあらゆる条件で走り続けたタフネスぶりは賞賛に値するだろう。
なお、本馬の半弟となる「シーセモアの2014」は韓国で競走馬として第一歩を踏み出すとのこと。異国の地での活躍に期待したい。
7月18日?7月24日までの登録抹消は他77頭。
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