【先週のお別れ】ヌーヴォレコルトの半妹らが登録抹消

[7月27日抹消]
クレーデリンテ（牝3、美浦・斎藤誠）
通算成績
8戦0勝

母オメガスピリットはエルフィンS勝ちに桜花賞で4着、阪神3歳牝馬S（当時）で3着などしたゴッドインチーフの半妹にあたり、自身はローカルの1200m戦で3勝の実績。繁殖に上がってからは、ハーツクライを種馬として迎えた3番仔ヌーヴォレコルトのオークス勝ちをもってGI馬の母となった。2013年3月12日、北海道千歳市の社台ファームでダイワメジャーとのあいだにもうけた5番仔が本馬となる。「オメガ」の冠で知られる原禮子オーナーの所有馬として、姉と同じ美浦の斎藤誠厩舎で管理された。

競走成績は上記通り、8戦して勝ち星なしも、2015年10月のデビュー戦で上がり最速の切れ味を使い0秒5差3着、本年3月の未勝利戦では勝ち馬とタイム差なしの2着に奮戦するなど、能力的にはいつ未勝利クラスを卒業してもおかしくなかったと言える。7月23日に函館で行われた3歳未勝利戦（12着）を最後に中央の競走馬登録を抹消してしまったが、このまま繁殖に上がるにせよ、地方競馬へ転籍となるにせよ、今後の馬生、名前の由来（自分を信頼してほしい）の如く、期待を寄せてくれた関係者らの想いに存分に応える活躍を見せて欲しいものだ。

なお、現在行われている【UMAJIN POG】ではヌーヴォレコルトやこのクレーデリンテの半妹にあたるオメガスピリットの14が地獄モードで指名可能。下記からぜひチェックしてみてほしい。

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[7月28日抹消]
アドマイヤケルソ（牡8、栗東・橋田）
通算成績
32戦3勝

父は2003・2004年のJRA最優秀ダートホースにして、芝GIを制した経歴を持つアドマイヤドン。種牡馬入り後は日経賞など重賞2勝のアドマイヤデウス、昨年のステイヤーズSを制したアルバートなどを輩出し、現在は韓国で繋養されている。本馬は2008年3月3日、母ロイヤルカードの第4仔として浦河町の辻牧場で生を受けた。

デビューは2011年2月5日、京都ダート1800m。川田騎手を背に初陣を迎えた。レースでは内々で砂を被っても怯むことなく進み、直線インから鮮やかに差し切り快勝。単勝オッズ42.1倍と戦前の評価は決して高くなかったものの、100点満点のレース運びでその評価を覆してみせた。その後2戦は大幅な馬体重の増減も影響したのか初戦のパフォーマンスが鳴りを潜めたが、長期休養を経て臨んだ2012年5月の4戦目は直線エンジンが掛かると、そこから目を見張る末脚を繰り出し2着。翌年冬の京都で2勝目を挙げ、ダートでは1000万下で好勝負を繰り広げるまでに成長したが、クラス突破とまではいかず歯がゆいレースが続いた。

転機が訪れたのは2014年1月の睦月賞。約2年5カ月ぶりとなる芝レースに臨み、見事勝利を掴んでみせたのだ。父アドマイヤドンは芝→ダートで新境地を開拓したが、本馬はその反対の道筋で競走馬としての新たなステージを切り開いた。このレース以降、芝に主戦場を移されると、2014年アルゼンチン共和国杯4着、2016年万葉2着とオープンクラスでもたびたび好走。残念ながら今年6月に行われたグリーンS（13着）を最後に中央登録を抹消されたが、今後は本馬の全弟にあたるアドマイヤデウスをはじめとした弟妹の活躍に期待したい。

なお、現在行われている【UMAJIN POG】ではアドマイヤケルソの半弟アドマイヤアローが地獄モードで指名可能。下記からぜひチェックしてみてほしい。

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7月25日?7月31日までの登録抹消は他100頭。

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