おしらせ
【小倉記念】ダコール 主役は譲れない
8月7日、小倉競馬場で小倉記念(GIII、芝2000m)が行われる。
ダコール(牡8、栗東・中竹)は、今年走った4戦すべてで58キロを背負い4着、2着、4着、2着。勝ち鞍こそないものの、8歳とは思えない活気ある走りを続けている。平坦、良馬場なら安定して末脚を使えるのが強み。過去【2.3.1.2】、それも開幕2週目で好コンディションが予想される小倉が舞台で、小倉大賞典と七夕賞で先着を許したアルバートドックが不在なら主役の座は譲れない。ハンデ58キロと据え置かれたのも好材料だ。中間は厩舎に置かれて調整。1週前の栗東坂路追いでは4F54秒6-1F12秒9(馬なり)と、スパッと切れてみせた。重苦しさはなく、軽快そのもの。まとまった休みを取らず稼動しているが、高いレベルで安定しているようだ。
アングライフェン(牡4、栗東・安田)は降級2戦目だった前走マレーシアCを勝ち、改めてオープン入り。過去重賞では2回走って中日新聞杯で12着、新潟大賞典では10着に終わっているが中日新聞杯は0秒3差でイメージほど負けていないし、新潟大賞典は出遅れた上に道中では力んでしまうチグハグな競馬だった。勝った勢いとハンデ55キロ、そして過去2勝を挙げている小倉に舞台が替わることを考えれば勝ち負けの可能性は十分。中2週となるため中間は流す程度の調整に留め、先月29日に小倉へ輸送されている。押せ押せの臨戦過程で大幅上昇は望みにくい状況だが、現地での最終追いでしっかり動けるようなら好調維持と考えていいだろう。
ベルーフ(牡4、栗東・池江)は、ワンパンチ欠く走りを続けているが3走前、距離が長かった日経新春杯で5着、2走前の小倉大賞典では使い詰めで状態ギリギリながら0秒2差の6着、前走新潟大賞典は前残りの流れが向かず9着とそれぞれ情状酌量の余地があるもの。叩き2戦目、昨年2着した好相性のレースでそろそろ本領を発揮したいところだろう。ハンデは昨年から2キロ増の56キロを課せられるが、同じ斤量だった小倉大賞典で差のない競馬ができており問題はないはず。ただし帰厩後の動きはいささか鈍い。2週前追いは同じレースに出走するサトノラーゼンに脚色で見劣り、1週前追いでは騎手(D.ホワイト騎手)騎乗ながら3歳未勝利馬に遅れを取った。稽古では目立たないタイプなのを差し引いても、ここまでの良化度合いは明らかにスローと言える。今週の追い切りでどこまで動けるかに注目。
サトノラーゼン(牡4、栗東・池江)は、昨年の日本ダービーで2着、菊花賞では5着の実績がある。今年はAJCCで10着、新潟大賞典で13着と振るわないがいずれも本調子になく、気負った走りから終いの粘りを欠いたもの。改めて立て直しが図られ、前走と同じ3カ月ぶりの臨戦ではあるが、乗り込みの入念さでは明らかに今回が上だ。ハンデ57キロはいささか見込まれた感はあるが、この相手関係なら好勝負に持ち込めるだろう。栗東ウッドでの2週前追いではベルーフに対し脚色優勢を保って先着。同じくウッドでの1週前追いでは馬なりでラスト1F11秒8と、鋭く切れた。良かった頃の雰囲気を取り戻しつつある。
マーティンボロ(牡7、栗東・友道)は、このレースで一昨年2着。それを含めて小倉芝では【3.1.0.2】と、コース適性は抜群だ。体調が整わず2014年の秋から1年近く休養し、復帰後も休み休み使われ上位に食い込めていない現状だが、前走七夕賞ではハイペースで逃げた馬を3番手で追いながら0秒8差の6着と踏ん張ってみせた。上昇の兆しあり、といった雰囲気で、得意の舞台なら復活の走りがあって驚けない。ハンデは据え置きの57キロで、実績からこれは妥当な線だろう。中間は厩舎に置かれ、入念に調整されている。1週前は栗東ウッドで終い重点に追われ、復帰後初となるラスト1F11秒台を出した。上積みは大きそうだ。
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