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【先週のお別れ】GI2着サウンズオブアースを負かしたアノ馬が登録抹消

[8月3日抹消]
レッドミモザ(牝3、栗東・松永幹)
通算成績
1戦0勝

父が2010年、2011年の高松宮記念を連覇したキンシャサノキセキ、母が1996年の高松宮記念とスプリンターズSを勝ち春秋スプリント制覇を成し遂げたフラワーパークという、日本が誇る短距離王を両親に持つのが本馬レッドミモザ。2015年の東京新聞杯を制し安田記念でもモーリス相手にタイム差なしの2着に持ち込んだヴァンセンヌを半兄に持つ良血馬だ。北海道白老町にある白老ファームで生を受け、のち東京サラブレッドクラブにおいて一口価格5万円、総額2000万円で募集された。預託先は兄ヴァンセンヌと同じ松永幹夫厩舎。

ただ残念ながら、本馬の生涯における競走キャリアは本年2月7日の京都3歳新馬芝1600mの1戦のみ。結果は16頭立ての16着。スタート直後に他馬と接触し大きく後手を踏む不利があったにせよ、道中、直線ともに最後方のままという内容に終わってしまった。その後は体質の弱さなどからレースを使えずじまい。それでも懸命に立て直され本年夏の小倉開催2週目以降を目標に調整されていたようだが、7月21日、追い切り後のレントゲン検査で左前脚第3中手骨骨折が判明してしまう。関係者間による協議の結果、このたび引退の運びとなった。

やはりこれだけの良血馬、そして母フラワーパークにとっては最後の産駒だっただけに、もっとターフでその雄姿を見たかったファンも多かったと思う。名残惜しく非常に残念だ。

[8月5日抹消]
サトノロブロイ(牡5、栗東・南井)
通算成績
13戦2勝

父は名前からも分かる通り2004年秋古馬3冠を成し遂げたゼンノロブロイ。母ヴィヴァシャスヴィヴィアン自体は目立った競走成績を残してはいないが、祖母トゥズラはフランス産馬で26戦12勝。GIラモナH含む重賞5勝を挙げた名牝で、1999年のブリーダーズCマイルでは勝ち馬シリックにクビ差2着したほどの実力馬だった。そのような血統背景のもと、2011年5月9日、北海道新ひだか町のフジワラファームで産声を上げ、のち栗東の南井克巳厩舎で管理された。

デビューは2013年8月の函館芝1800m。同じゼンノロブロイ産駒でありのちに重賞3勝、GI3着の実績を残すことになるバウンスシャッセの前に3着と敗れたが、展開不向きのなかでも着差は僅か0秒2。また続く11月京都の未勝利芝1800mでは、のちに有馬記念、菊花賞で超僅差2着することになるサウンズオブアースを負かして初勝利を挙げることに。その後も格上挑戦となった京都2歳Sで、のちに重賞2勝、豪GIで2着するトーセンスターダム相手に0秒2差3着と奮戦。年明け初戦の福寿草特別では京都新聞杯を勝つことになるハギノハイブリッド、フローラSを制すサングレアル、先日の中京記念を勝ったガリバルディらを負かし、2勝目をゲット。今思えばとはいえ、非常に高い競走センスを有していたことが窺い知れる馬であった。

ただこの福寿草特別を制したのちは、勝ち星を積み重ねることはできず、本年7月末の3歳上500万下(10着)をもって中央登録抹消。「これだけの実績がありながらも……」と、競馬の難しさを痛感させられた1頭と言えるのではないだろうか。

なお、現在行われている【UMAJIN POG】では本馬の半弟にあたるサトノマスターが地獄モードで指名可能。冠名通り里見治オーナーの所有馬で管理者も同じ南井克巳師。兄以上の成績を残せるかどうか、今からデビューが非常に楽しみだ。ウマジンPOG候補の1頭として下記からぜひチェックしてみてほしい。

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8月1日?8月7日までの登録抹消は他97頭。

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