おしらせ
【エルムS】モンドクラッセ初タイトル奪取へ
8月14日、札幌競馬場でエルムS(GIII、ダ1700m)が行われる。
モンドクラッセ(牡5、美浦・清水英)の勢いが目覚ましい。前走の大沼Sは好位2番手でキッチリと折り合い、勝負どころも楽な手応えで進出。直線は独走状態で、その走破時計1分41秒7は文句なしのコースレコードだった。なお札幌ダート1700mは3戦3勝で前走含めた函館ダート1700m2戦2勝も加えれば北海道では未だ無敗という戦績だ。この中間は函館に滞在し連日ウッドで丹念な調整。3日の追い切りでは相手を6馬身ほど追走する形から直線でアッという間に相手を捕らえ逆に2馬身の先着、タイムも5F66秒8-4F52秒4-1F12秒9(一杯)と上々の域だ。現状これといって不安視するような部分はなく、初タイトル奪取に向け、虎視眈々といったところだろうか。
リッカルド(セ5、美浦・黒岩)はここまでキャリア23戦。その大半で馬券に絡む活躍を見せている安定株で、ド派手な印象こそないものの、小細工なしの好位追走で渋太く脚を伸ばす型がこの馬の売りだ。前走の安達太良S勝ち以降もぐんぐん調子を上げてきているとのこと。中間稽古で見せる豪快かつ柔らかみのある動きは、ここに入っても……と思わせるモノがある。相手強化の一戦になるが、立ち回りの巧さで他馬を出し抜くシーンも想定しておくべきではないか。
みやこS勝ちに加えGIでも好走歴があるロワジャルダン(牡5、美浦・戸田)だが、前走平安Sは10着に大敗。終いバッタリと止まってしまう案外な内容だったが、近走折り合いに四苦八苦しているようなシーンも見受けられるだけに1900mの距離は気持ち長かったのかもしれない。ただ今回は札幌のダート1700m戦。距離短縮に加え、小回りコースは中山・福島で計5戦4勝2着1回という抜群の適性を誇る。北海道遠征自体は初とはいえ、なんなくこなしてしまう可能性も視野に入れておくべきではないか。現地には早めに入厩し、ダートコースで活気ある動きを連発。体調はすこぶるいいようだ。実力馬復活なるだろうか。
一昨年の2着馬であるクリノスターオー(牡6、栗東・高橋忠)。昨年は1番人気に推され4着と期待を裏切ってしまったが、それでも着差は僅か0秒3。適性の有無に関してはいわずもがなだろう。何か1頭行かせて好位からきっちり自分のペースを守って走れれば、GIIIレベルではそうおいそれと崩れはしない。3日栗東で追い切った坂路調教では幸騎手を背に4F51秒2-1F12秒1(一杯)の好時計をマーク。3度目の正直に向け、こちらも準備万端といったところだろう。
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