【北九州記念】ベルカント、プリンセスムーンら有力馬最終追い

8月21日に小倉競馬場で開催される、北九州記念（GIII、芝1200m）に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

ベルカントは、栗東坂路で古馬オープン馬のケイティープライドと最終スパーリングを実施した。僚馬の後ろをゆっくりと追走をすると、3F目を過ぎたあたりからペースアップ。迫力あるフットワークから一杯に追われた相手を並ぶ間もなく抜き去り、3馬身差でフィニッシュした。4F52秒9-1F11秒8（強め）を計時しており、前走のアイビスSDよりも更なる上積みがありそう。

プリンセスムーンは、栗東坂路で単走を行った。鋭い動きから4F55秒1-1F12秒1（馬なり）をマーク。中2週でのレースとなるので軽めの調教が続いているが、この中間は入念に追われており前走からの状態をキープしている印象がある。力を出し切れる仕上がりと言えそうだ。

ラヴァーズポイントは、小倉ダートで単走を実行した。4F60秒1-1F13秒3（馬なり）と時計こそ目立つものではなかったが、動きそのものは軽快。1週前には栗東ウッドで好時計を計時しており、体調面の良さが窺えた。充実した調整過程を歩んでいると判断していいだろう。

オウノミチは、栗東坂路で単走。ゆったりとしたペースでスタートし、スムーズな脚捌きから徐々にペースを上げていくと、ラスト1Fを12秒8（一杯）で駆け抜けた。格上挑戦で制した前走同様に力を出せる状態に仕上がっていると見ても良さそうだ。

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