おしらせ
“マイルの帝王”ニッポーテイオー死す
1987年の天皇賞・秋(GI、芝2000m)やマイルCS(GI、芝1600m)などGI3勝含む重賞7勝を挙げ、“マイルの帝王”との異名を誇ったニッポーテイオー(牡33)が8月16日夜、老衰により死亡したことが、ジャパン・スタッドブック・インターナショナルより発表された。
同馬は1985年10月、東京の3歳新馬(当時)でデビュー。大差圧勝で初陣を飾ると、翌年には弥生賞3着から皐月賞にも駒を進めた(8着)。本格化は同年5月末のニュージーランドT4歳S(GIII、芝1600m)から。のちに繁殖牝馬として成功することとなるダイナフェアリーに3馬身半の差をつけて重賞初制覇を遂げると、以降は現役を退くまで1度たりとも4着以下に敗退することはなかった。なお、前述天皇賞・秋でダイナアクトレス、シリウスシンボリといった面々を下しGI初制覇を果たすと、返す刀で挑んだマイルCSも優勝。同年のJRA賞最優秀5歳以上牡馬、ならびに最優秀スプリンターに選出されている。
翌1988年の安田記念(GI、芝1600m)では再度ダイナアクトレスを負かし3つめのタイトルを手に入れると、続く宝塚記念2着を最後に現役を引退。通算成績は21戦8勝だった。その後は種牡馬となり、大阪杯を制したインターマイウェイや毎日杯勝ちのダイタクテイオー、一大ブームを巻き起こしたハルウララらを輩出。2000年に種牡馬を引退すると、その後は北海道浦河町のうらから優駿ビレッジ「AERU」で余生を過ごしていた。
▽【ニッポーテイオー】
父リイフオー
母チヨダマサコ
母父ラバージヨン
通算21戦8勝
《重賞勝鞍》
1988年 安田記念(GI)
1987年 天皇賞・秋(GI)
1987年 マイルCS(GI)
1987年 京王杯SC(GII)
1986年 スワンS(GII)
1986年 函館記念(GIII)
1986年 ニュージーランドT4歳S(GIII)
※国際格付け以前の独自グレード。
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