おしらせ
【北九州記念】快速馬ベルカントが連覇を狙う
8月21日、小倉競馬場で北九州記念(GIII、芝1200m)が行われる。
ベルカント(牝5、栗東・角田)は前走のアイビスSDで5つ目の重賞タイトルを獲得し、昨年と同様のローテーションでこのレースに挑む。今回の出走メンバーで古馬重賞の勝利経験があるのは同馬だけしかおらず、主役候補と言って差し支えはないだろう。ただ、実績最上位の存在だけあって、頭1つ分抜けた斤量56キロを背負うことが不安材料。芝のレースで初めて背負うこの斤量に対応することができれば、連覇への道も見えてくるだろう。この中間は軽快なフットワークで走れており、前走以上の気配に仕上がっている印象すら受けた。臨戦態勢は整っていると判断していい。
プリンセスムーン(牝6、栗東・安田)は前走のアイビスSDで勝ち馬に0秒2差の3着と力を見せた。ここ3戦は直線競馬を走っており、コーナーを回るレースは約11カ月ぶりとなる。しかし、芝1200mでは3勝を挙げており、コース替わりを悲観的に捉える必要はないだろう。ハンデ54キロは据え置きで、前回敗れたベルカントとは2キロ差に広がる。今回も好勝負を期待して良さそう。栗東坂路で行われた14日の追い切りでは力強い踏み込みから4F57秒0-1F13秒3(馬なり)をマークした。前回同様の引き締まった馬体を見せており、好調をキープ。
アイビスSD組以外の注目馬はラヴァーズポイント(牝6、栗東・高橋康)。好メンバーが揃った前走のCBC賞では50キロの軽ハンデを生かして、2番手追走から渋太く粘りこんで2着と健闘した。今回は1キロ増の斤量を背負うが、ハンデ51キロは依然として恵まれている。また、小倉コースは【3.1.2.2】と好成績を残している得意な舞台。タイトル奪取へ追い風が吹いていると見ていいだろう。栗東ウッドで実施した1週前追い切りでは5F65秒5-1F12秒0(馬なり)を計時しており、見栄えがする馬体に仕上がっていた。引き続き、好気配を維持していそうだ。
今回が重賞初挑戦となるオウノミチ(牡5、栗東・佐々木)も侮れない存在。格上挑戦で挑んだ前走のバーデンバーデンCは好位追走から力強い末脚を見せて勝利を収めた。54キロの斤量は前回から2キロ増えているが、オープンクラスでの勝利経験がある牡馬と考えればハンデ戦の恩恵を受けている印象がある。2連勝中の小倉にコースが替わる今回、一発があっても驚けない。この中間は栗東坂路で入念に追われ、迫力がある動きを披露。力を出し切れる状態でレースに臨めそうだ。
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