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【新潟2歳S】初戦好内容のキャスパリーグ 猛時計マーク

8月28日、新潟競馬場で新潟2歳S(GIII、芝1600m)が行われる。

キャスパリーグ(牝2、栗東・浅見)は、6月の阪神芝1400m戦でデビュー勝ちを収めた。流れのなかで折り合うと、人気のアダムバローズが抜け出しに掛かるところで別格の切れ味からあっさりこれをパス。ゴール前では鞍上が馬をポンポンと叩いてねぎらう余裕を見せたほどの快勝だった。その時の2着アダムバローズは次走の未勝利戦を楽に勝ち上がっている。2カ月半ぶりのレース、そして初の長距離輸送と左回りがどうかだが、ポテンシャルの高さから勝ち負けの可能性は十分。21日の追い切りでは、栗東坂路4F50秒9-1F12秒7(一杯)の猛時計をマークした。小柄で、仕上がりに手が掛からないタイプ。既に申し分のない状態にあるようだ。

マイネルバールマン(牡2、美浦・栗田博)は日本ダービー翌週の6月4日に東京芝1400m戦で勝ち上がり、関東圏での一番星を掴んでいる。スタート、位置取り、反応とすべてでそつなく、完成度の違いを見せ付けたV内容だった。前走ダリア賞では2着に終わったが、2カ月の休養明けとあって仕上がりはいまひとつ。マイペースで逃げた勝ち馬に展開利があったことも考えれば悲観する必要はない。中間の稽古では古馬と併せられ楽に追いついたように、叩かれての上昇は大きく首位争いの資格を持つ1頭だろう。

イブキ(牡2、美浦・奥村武)は、6月の東京芝1800m戦でデビューウイン。緩ペースのなか先行集団の外を周りながら抜群の折り合いを見せ、満を持して仕掛けられた直線では鋭い脚を使って差し切った。センスは上位だし、まだギアを隠し持っていそうな雰囲気があり、ここでも好勝負は必至か。中間は3歳500万下の素質馬ヒプノティストと再三のスパーリングを消化し、互角かそれ以上の動きを見せている。前向きさ、気合い乗りの良さも目立っており、1Fの距離短縮はむしろプラスに出そう。

モーヴサファイア(牝2、栗東・池添学)はひとつ上の半兄が萩S、白百合Sを勝ったブラックスピネル。中京での新馬戦はスタートでやや後手を踏んだもののスッと挽回し折り合いよく進むと、直線では先に抜け出していた2着馬を力強く差し切った。外枠から終始外めを回っての完勝劇。能力は間違いなく高いし、大跳びでいかにも長い直線コースで強さを発揮しそうなタイプなだけに上位進出の可能性は大だ。放牧でひと息入れ、帰厩後は順調。1週前は栗東ウッドで3歳未勝利を相手に併せ、脚色優勢で追走先着。あとひと追いで万全の仕上がりとなってきそう。

サンライズソア(牡2、栗東・河内)は祖母が重賞3勝、阪神芝1200mと京都芝1600mのレコードを更新する走りを見せた快速馬ビハインドザマスクだ。8月6日、新潟マイルでの新馬戦では抜群のスタートを見せ、先行策から押し切って勝利。頭が高くなるなど荒削りな走りから勝ち切ったあたり、器は大きそうだ。道中、他馬に先頭を譲るシーンがありながらペースを乱さず、直線での競り合いも力強く制したように、精神面も評価できる。相手強化の一戦でも互角の走りに期待。中2週で再度の新潟遠征となるが、先週終いをしっかり伸ばす稽古をこなせており、体調はすこぶる良さそうだ。

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