【札幌2歳S】インヴィクタ、タガノアシュラら有力馬最終追い

9月3日に札幌競馬場で開催される、札幌2歳S（GIII、芝1800m）に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

インヴィクタは、C.ルメール騎手が跨り札幌芝コースで最終追い切りを敢行。5F68秒9-1F12秒2（強め）と終い重点にしっかりと脚を伸ばした。この中間は放牧を挟んだが、力強い脚どりを見るにその影響は感じられない。デキは上々で、レースでも能力を発揮できる状態にあると見ていいだろう。

タガノアシュラは、レコードで逃げ切ったメイクデビュー勝利後も放牧には出されず、函館と札幌で調整を続けた。今回初コンビを組む武豊騎手を背に行われた札幌芝コースでの最終追い切りでは、併せた相手に遅れこそしたが、自身のフットワークは軽快そのもの。鞍上との意思疎通も図れていた印象で、仕上がりに抜かりはない。

コリエドールは、初コンタクトとなる福永騎手がその感触を確かめた。札幌ダートで行われた最終追い切りでは、鞍上のゴーサインに鋭く反応し、4F58秒1-1F12秒0（強め）でフィニッシュ。追えばいくらでも伸びそうな雰囲気で、態勢は整ったと判断できそうだ。

ブラックオニキスは、クローバー賞を制し中1週での参戦。今回がデビュー6戦目と使い詰めの疲労が気になるところだが、札幌芝で行った最終追い切りでは連戦を使われたダメージを感じさせない素軽い動きを見せた。さらなる上積みとまではいかないかもしれないが、一連の好調はキープできていると見ていい。

アドマイヤウイナーは、札幌芝で同僚トリオンフとのスパーリング。先週ビシッと追い切られたこともあり余力を残した調整となったが、キビキビとした動きで仕上がりは良好と言える。約1カ月半ぶりのレースとなるが、重苦しさもなくいい状態を維持できていると判断して良さそうだ。

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