【小倉2歳S】レーヌミノル、ドゥモワゼルら有力馬最終追い

9月4日に小倉競馬場で開催される、小倉2歳S（GIII、芝1200m）へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

レーヌミノルは栗東ウッドを単走追い。先週2日続けてビシッとやっただけに、今週は軽めの調整とはなったが、力強い脚どりで6F89秒6-4F55秒2-1F12秒2（馬なり）をマークした。鞍上との呼吸はピッタリで、これと言っておかしな癖もなく、馬はヤル気に満ち溢れている印象だ。力を出し切れる状態と見ていいと思う。

ドゥモワゼルは小倉ダートで五十嵐騎手（レースは北村友騎手）が跨り、5F68秒4-4F51秒6-1F12秒1（一杯）を叩き出した。落ち着き十分で、追ってからの反応も抜群。函館からの転戦にはなるが調子落ちは微塵も感じられない。実にパワフルな走りをする馬だけに、小倉最終週の荒れ馬場もむしろプラスに働くのではないか。

オールポッシブルは小倉ダートで古馬1000万下と併せ、圧巻の動きを披露した。10馬身近くを追走し、道中みるみるうちにその差を詰めると、直線では馬なりながらも肩ムチにしっかりと反応を示し、測ったかのように1馬身の先着。タイムも5F67秒7-51秒9-1F12秒0と文句なしだ。少し間隔はあいたが、確かな上積みを見込んでいいのではないか。

なお、カシノマストは連闘になるため小倉ダートで軽めの調整に終始したが、大きく馬体を減らすようなことはなく、疲れの心配もなさそう。また、クインズサリナも同様に小倉ダートで脚を慣らす程度だったが、先週まずまずの時計を出しているだけに、そう心配する必要はないだろう。両者ともに、出てくるからには走れる態勢にあると考えていい。

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