おしらせ
【小倉2歳S】素質馬レーヌミノル 南の地で重賞タイトルを狙う
9月4日、小倉競馬場で小倉2歳S(GIII、芝1200m)が行われる。
レーヌミノル(牝2、栗東・本田)は、今回と同じ条件で行われた新馬戦を好位追走から楽な手応えのまま突き抜けて快勝。ムチが1発入っただけで瞬時にギアチェンジできており、高い素質だけではなく操縦性の良さも感じさせるレース内容だった。デビュー戦で見せたスケールの大きさから重賞の舞台でも主役級の1頭と評価しても差し支えはないだろう。栗東ウッドで実施した24日の追い切りは、3歳未勝利馬の5馬身ほど後ろを追走し、半馬身差の先着。ラスト1Fで見せた末脚は切れ味鋭く、状態の良さが窺えた。力を出し切れる状態に仕上がっていると判断していいだろう。
ドゥモワゼル(牝2、美浦・粕谷)は、3番人気に支持されていた前走の函館2歳Sで後方待機から押し上げるが、0秒5差の5着に終わった。しかし、14番枠発走から終始外を回されるロスがあったり、前残りの展開であったりと、この馬に不向きな要素が重なっていただけに致し方ない部分がある。むしろ、レコード決着となったレースで掲示板を確保した実力を高く評価しても良さそう。重賞タイトルを掴む可能性を十分に秘めている1頭と見ていい。美浦ウッドで行った1週前追い切りは、重馬場だったため目立つ時計は残せていないが、力強いフットワークで走れていた。仕上がりそのものは問題なさそう。
クインズサリナ(牝2、栗東・西村)は、今回と同条件で行われた前走のフェニックス賞で2番手追走から力強い末脚を見せて快勝し、無傷の2連勝を飾った。同馬は新馬戦でダリア賞を制したリンクスゼロ、フェニックス賞では先週のひまわり賞を勝利したカシノマストを破っており、ハイレベルな相手と戦ってきた点も評価していいだろう。連勝中の勢いそのままに重賞タイトルを掴みたいところだ。1週前追い切りは小倉ダートで古馬500万下と併せ馬。軽快な脚捌きを見せて、馬なりのまま同入を果たした。前走からの好調を維持して、レースに臨めそうだ。
ひまわり賞で7馬身差の圧勝劇を演じたカシノマスト(牡2、美浦・蛯名)も注目の1頭だ。前走の勝ちタイム1分9秒1(良)は同日に行われた新馬戦よりも1秒ほど早い好時計。九州産馬ではあるが、一般馬と比べても遜色ない実力を持っていると判断していい。420キロと小柄な馬のため、連闘での重賞挑戦は体調面が気になるところだが、極端に体を減らしていなければ好勝負が期待できそうだ。
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