おしらせ
【新潟記念】有力馬集結! サマー2000シリーズ最終戦
9月4日、新潟競馬場でサマー2000シリーズ最終戦・新潟記念(GIII、芝2000m)が行われる。
マイネルミラノ(牡6、美浦・相沢)は、前走の函館記念で悲願の重賞初制覇を成し遂げた。1分59秒0の走破タイムは非常に優秀で、また、稍重馬場だったことや、のちに札幌記念でモーリスを負かすネオリアリズムらを何ら問題にしなかったことも踏まえれば、想像以上に価値は高い。なお、全7勝を右回りコースで挙げているが、昨年の当レースでタイム差なしの2着、本年の新潟大賞典でも5着しているように、左回りコースにも十分対応は可能。引き続き体調はいいとのことで、前回のように発馬を決めすんなり自分のリズムで先行できれば、当レースの勝利、そしてシリーズ制覇も十分現実味を帯びてくる。あとはハンデ57.5キロの克服がカギになりそう。
アデイインザライフ(牡5、美浦・荻原)は、500キロを優に超す巨漢馬だが、キャリア12戦中9度で上がり3F最速の数字を叩き出しているキレ者だ。約5カ月ぶりの実戦で仕上がり具合に焦点が集まるが、8月24日の追い切りでは下のぬかるんだ美浦ウッドで5F67秒9-4F53秒0-1F12秒5(一杯)を計時。古馬オープンのアミカブルナンバーを7馬身ほど追走する形から直線に向くと、瞬く間に相手を捕らえキッチリ1馬身先着と、貫禄ある内容を見せつけた。まだ最終追いを残しているとはいえ、身のこなしは柔らかく現段階でも実にいい雰囲気に映る。3連勝での重賞制覇に期待をかけられるデキだろう。前走から2キロ減となるハンデ55キロも有利だ。
アルバートドック(牡4、栗東・須貝)は、当シリーズ初戦の七夕賞を制覇。それ以来約2カ月ぶりの実戦となる。この中間は丹念に乗り込まれていて、1週前には栗東ウッドを7Fから追われる意欲的な調整。直線で仕掛けられるとしっかりとした反応を示し、豪快な伸び脚で駆け抜けたように、ここを目標として順調に調整されている印象だ。ただ、ハンデとして課せられた斤量は自身初となる58キロ。また、過去中日新聞杯で18着、エプソムC7着と左回りに実績がなく、新潟コース自体も初。シリーズ制覇へ向けて越えなければいけない壁は低くはないだろう。
ダコール(牡8、栗東・中竹)は、2015年の新潟大賞典を制しているものの、不思議とこの新潟記念には良績がない。ただ、本年は重賞ばかりを使われ5戦で2着2回、掲示板外なしという安定ぶり。8歳の高齢に加えいずれもが斤量58キロを背負ってのものだけに近走内容は素直に評価してしかるべき。なお、今回課せられるハンデも58キロ。他馬との比較がどうかだが、この斤量により大きく能力が削がれるということはないはずだ。追い込み一辺倒の脚質だがそのぶん末は確実で、追い出しを我慢すればするほど終い伸びる強みを活かせれば、現在単独5位からのシリーズ大逆転優勝も夢ではない。コースを克服し4度めの正直となるかどうか、要注目の1頭だ。
そのほか、小倉記念をブービー11番人気で制したクランモンタナ(牡7、栗東・音無)も現在2位タイの位置におり、2キロの斤量増は気になるものの、勝てばシリーズ制覇が確定。また、勝ちを絶対条件に他馬の成績次第では、57キロを背負うベルーフ(牡4、栗東・池江)やエキストラエンド(牡7、栗東・角居)にも僅かながらに可能性は残されている。週末の新潟は夏の終わりに相応しい激しい戦いが繰り広げられそうだ。
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