クラウンロゼが現役引退　繁殖牝馬に

2013年のフェアリーS（GIII、芝1600m）を勝ったクラウンロゼ（牝6、美浦・天間）につき、近日中に競走馬登録を抹消し、現役引退となることが明らかとなった。今後は北海道日高町のクラウン日高牧場で繁殖牝馬になる予定とのこと。

同馬は2012年11月末の東京芝1600m戦でデビュー。10番人気の低評価を覆し初陣を飾ると、返す刀で挑んだフェアリーSでは現古馬牝馬路線で活躍するウインプリメーラ、ウキヨノカゼらを抑えての逃げ切り勝ちを収め、父ロサードに種牡馬としてのJRA重賞初勝利をプレゼントしている。

その後は桜花賞16着、オークス18着と振るわず、古馬になってからもいばらの道を歩むことになるが、引退レースとなった本年9月3日の長岡Sでは久々に積極果敢な逃げを打ち、粘りに粘って後続を完封。約3年半ぶりの復活Vを遂げるとともにターフを去ることとなった。

▽【クラウンロゼ】
父ロサード
母ヒシアスカ
母父ヒシアケボノ
通算22戦4勝

《重賞勝鞍》
2013年　フェアリーS（GIII）

・[結果]【長岡S】3年半ぶりの美酒！　クラウンロゼが逃げ切ってV（UMAJINニュース　2016/09/03）


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