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【セントウルS】ビッグアーサー 主役は譲れない

9月11日、阪神競馬場でセントウルS(GII、芝1200m)が行われる。

ビッグアーサー(牡5、栗東・藤岡)がここから始動する。3月のGI高松宮記念が待望の重賞初制覇だったが、抜け出したミッキーアイルをねじ伏せるように交わし、コースレコード更新のオマケ付きという濃い内容。オープン入り後、重賞戦での取りこぼしが続いていたが持てるポテンシャルは間違いなく現役最上位にあることをまざまざと証明する走りだった。阪神芝1200mは条件戦時代に2戦して2勝、斤量58キロは初だが常に520キロ台で走っている大型馬だけに、苦にすることはなさそう。大目標は先だが、当然主役は譲れない一戦になる。調整は順調そのもので、1週前追いでは藤懸騎手(レースは福永騎手を予定)を背に、栗東坂路で4F49秒5(一杯)の猛時計をマークした。これが実質の最終追いと考えてよく、今週はサラッと終いだけを伸ばす程度で大丈夫だろう。

ダンスディレクター(牡6、栗東・笹田)は昨年後半、骨折のため6カ月間休養したが復帰初戦の阪神Cでハナ差の2着と能力の高さをアピールし、続く今年1月のシルクロードSで快勝。重賞初制覇を成し遂げた。高松宮記念に進出すれば有力視されそうな存在だったが、脚元の不安により回避。じっくりと間隔を取って立て直されており、秋の大一番を前にここでいい走りを見せたいところだ。帰厩後は坂路とコースを併用し、入念な調整が進んでいる。栗東坂路での1週前追いは終いにしっかり負荷を掛けるメニューだったが、鞍上の叱咤に応えて鋭く伸びてみせた。脚元の不安はもう払拭されたと考えていいだろう。

ここ2戦は新潟の千直競馬で走り2着、2着のネロ(牡5、栗東・森)。前走のアイビスSDは夏のスプリント女王ベルカント相手にハナを叩き、目標にされる不利がありながらアタマ差の2着に粘り込むという、高く評価できる内容だった。この快速ぶりなら、相手強化のGII戦でも互角に渡り合えていい。むろん直線だけの巧者ではなくコーナー、そして直線に坂があるコースもOKのクチで、中山芝1200mのオープン特別を勝った実績あり。開幕週の絶好馬場を利し、ゴールまで止まらないシーンがあって驚けないところだ。中間は短期放牧を挟んだが、そこまで緩めていなかったようで帰厩して2本目の栗東坂路追いでは4F48秒4の超抜時計を馬なりで叩き出している。やればやっただけ動く馬で、体重の軽い川又騎手候補生が跨っていたこともあるが、それらを考慮に入れても絶好の状態にあることは疑いようがない。

エイシンブルズアイ(牡5、栗東・野中)は、今年3月のオーシャンSでハクサンムーン、スノードラゴンらを退け重賞初制覇。続く高松宮記念ではビッグアーサーのレコードVに0秒5差の5着。着実に力を付けている。ゆえに前走のCBC賞では1番人気に推されたが、直線で伸びず9着に終わってしまった。いささか不可解な敗北だったが3カ月ぶりで馬体重が自己最高の480キロと太め残りだったこと、そして内枠スタートから道中包まれる格好だったことが災いしたよう。ポテンシャルはこのメンバーに入っても何ら見劣らないだけに、巻き返してくる可能性は十分にある。7月末から入念過ぎるほどに乗り込まれており、1週前には松田騎手(レースは石橋騎手を予定)を背に栗東ウッドで6F80秒フラットというハードメニューを消化。前走の轍を踏む可能性は低そうだ。

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