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【紫苑S】オークス3着ビッシュ 力の違いを見せるか

9月10日、中山競馬場で3着馬までに優先出走権が与えられる秋華賞トライアル・紫苑S(GIII、芝2000m)が行われる。

ビッシュ(牝3、美浦・鹿戸)は新馬戦、500万条件と連勝した後に進出したフローラSでは、道中ほぼ最後方という位置取りからメンバー最速タイの末脚を繰り出し5着。迎えた本番オークスでは一転、積極的に運び最終4角を5番手で通過すると直線では堂々先頭に立つ、見せ場たっぷりのレース内容だった。最後こそシンハライト、チェッキーノという切れ味上位2頭に差されたが、0秒1差の3着で入線。力量は間違いなく3歳牝馬世代でトップクラスのものがある。揉まれ弱く、コーナーワークもどちらかと言えば不得手。脚質的に今回の条件は不向きという感はあるが、中山芝1800mの500万条件勝ちがそうだったように、力の違いであっさりこなしてしまってなんら不思議はない。夏の休養を経て、大幅な成長こそ感じられないものの、プラス12キロだった前走程度の体付きは維持できている。ここまで速い時計は2本と、追い本数はいささか寂しく感じるが華奢なタイプとあって調整に時間を要さないタイプ。問題ないだろう。休み明けとすれば上々の仕上がり。

エンジェルフェイス(牝3、栗東・藤原英)は、中山芝1800mの重賞フラワーC勝ちが光る。オークスは10着に終わったがハナを叩いたダンツペンダントが最下位18着に沈む速い流れを2番手で追ったのが痛く、距離もさすがに長かったよう。距離短縮、重賞勝ちがあるコースと再始動戦を迎えるには絶好の舞台。改めて力があるところを示しておきたい。8月上旬に栗東へ帰厩。ここを目標に坂路とコース追いを併用し、狂いのない調整が続いている。1週前追いはウッドコースで1秒以上先に行かせた準オープン馬を追走し、同入に持ち込んだ。序盤から飛ばしたためラストにお釣りがなくなったあたりは、まだ良化の余地を感じさせるが復帰戦と考えれば悪くないデキにありそう。

パールコード(牝3、栗東・中内田)は4月のフローラSで2着。オークス切符を手にしたが関東遠征続きで体を大きく減らしたため、自重という英断を陣営は下し、秋に備えてきた。その甲斐あってか、放牧からの帰厩後はふっくらと張りのある姿を見せている。実戦想定の併せ馬を入念にこなし、ひと追いごとに気合い乗りは上昇。1週前、栗東の芝コースで行った3頭併せでは鞍上が軽く促しただけで最先着を果たしており、さっそく力をフルに出せそうな雰囲気がある。操縦性の高さ、立ち回りの巧みさが持ち味で実際3月の中山芝2000m戦ミモザ賞では自ら勝ちに行く機動力を発揮し快勝している。抜群のコース適性を武器に、主役争いへ加わってきそうだ。

フロンテアクイーン(牝3、美浦・国枝)は、勝ち鞍こそ未勝利戦の1勝のみだがクイーンCで2着、フローラSで4着、オークスで6着と崩れず走ってきた。いずれのレースも道中でやや落ち着きを欠きながらの結果で、エンジン性能そのものは世代上位と見ていいだろう。今回も落ち着きがカギだが、未勝利勝ちがある中山コースで持ち味である一瞬の末脚が活きる展開となれば上位食い込みは十分にありそう。1週前追いはダノンプラチナとの併せ馬。さすがに直線の勢いは見劣ったが、最後までしっかりと食らい付いたのは成長の証で、気持ちが入ってレースが待ちきれないといった雰囲気にも好感が持てた。上々の仕上がりぶりと見ていいだろう。

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