おしらせ
【先週のお別れ】牝馬3冠アパパネの妹らが登録抹消
[9月7日抹消]
パローマ(牝3、栗東・角居)
通算成績
7戦0勝
父が3冠馬ディープインパクト、母がソルティビッド。半姉には牝馬3冠のアパパネがいる超良血馬だ。北海道安平町のノーザンファームで2013年1月18日に誕生。父、姉のオーナーでもあった金子真人ホールディングスの所有馬として、栗東・角居勝彦厩舎で管理された。
デビューは2015年11月、京都芝1600mの2歳新馬戦。好スタートから先団にとりつき、勝負どころを持ったままの手応えで進出したが、直線の伸びは案外で、逃げたラルクの押し切り勝ちを許し2着という結果に終わった。また、続く未勝利戦は直線後方で馬群に包まれ、ラストまでまったく追えずじまい(11着)と、不本意な形で2歳シーズンを終えることとなる。
明けて3歳になると、1月中旬に1戦(0秒3差5着)を消化し、そこから約3カ月半の休養を経て挑んだ5月7日の未勝利戦では中団外めから鋭い差し脚を発揮して2着に奮戦。素質の片鱗を見せつけた。ただ、結果的にこのレースが本馬のハイライトとなることに。その後2戦は7、9着という結果に終わり、また、9月4日、小倉での未勝利戦では8着に敗戦すると、その3日後に中央登録抹消の手続きがとられている。今後地方へ転籍になるのか、繁殖馬としての道に進むのかは現段階では不明。ただいずれにせよ、これだけの超良血馬が僅かなキャリアでターフを去るのは非常に残念だ。
なお、本馬の近親にあたるバンドゥッチの14(父キングズベスト)が、現在地獄モードで指名を受け付けている。ウマジンPOG候補の1頭として下記からぜひチェックしてみてほしい。
★バンドゥッチの14 POGページはコチラ↓
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[9月8日抹消]
マルカプレジオ(牡8、栗東・今野)
通算成績
24戦7勝
父は2002年のJRA賞最優秀ダートホースであるゴールドアリュール、母はトニービン産駒のバトルエンプレスという血統構成で、本馬のいとこには交流GIジャパンダートダービーを制したノンコノユメがいる。また、祖母レディータイクーンの半姉には新潟大賞典・新潟記念勝ちのアイリッシュダンス。その仔ハーツクライは有馬記念・ドバイシーマクラシックを制するなど、母系を紐解けば活躍馬がズラリとならぶ豪華な一族の出自だ。
タヤスツヨシやスイープトウショウらを管理した鶴留明雄厩舎所属として、2011年2月、京都芝1800mの3歳新馬戦でデビュー。現古馬中距離路線で活躍するトーセンレーヴと同タイム、クビ差2着に奮戦すると、続く未勝利戦ではのちに京都新聞杯を勝つことになるクレスコグランドを負かし初勝利をモノにした。
その後は約1年の休養を挟み、2012年2月末、阪神の4歳上500万下(ダート1800m)で復帰。ブランク明けかつ初ダートでも力が違うとファンは1番人気に推したが、結果は勝ち馬にクビ差届かず同タイムの2着に惜敗(3着馬には8馬身の差をつけたが)、4日後に定年引退を控えていた鶴留師に惜別の勝利をプレゼントすることは叶わなかった。
転属先は今野貞一厩舎。新転地の環境に戸惑うようなことなく、ダート3連勝を達成すると、準オープン昇格後3戦目にあたる雅Sをクビ差制してあっという間にオープン入りを決めることに。また、2014年のアルデバランS2着、仁川S3着と奮戦し、同年末のベテルギウスSではランウェイワルツやマイネルバイカ、ドコフクカゼなどの強豪を下しオープン初勝利を手に入れた。さらには、2015年2月のアルデバランSでアスカノロマン相手に2着。続く仁川Sではオープンクラスで初の1番人気に推されたが、見事にその期待に応えクラス2勝目を挙げている。それよりのちは残念ながら目立つ活躍を見せることはなかったが、噛み合わせ1つで重賞タイトルに手が届いたとしても決しておかしくなかった1頭と言えるのではないか。
9月5日?9月11日までの登録抹消は他207頭。
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