【神戸新聞杯】サトノダイヤモンド、エアスピネルら有力馬最終追い

9月25日に阪神競馬場で開催される、神戸新聞杯（GII、芝2400m）へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

サトノダイヤモンドは、栗東ウッドで単走を実施。前日通過した台風の影響で重馬場となっていたが、そのことを感じさせない力強いフットワークを披露した。直線半ばで気合いを入れられると、抜群の反応を見せてスムーズに加速していき、4F53秒6-1F12秒0（強め）と好時計をマーク。ダービー以来の実戦となるが上々の仕上がりと見ていいだろう。

エアスピネルは、栗東坂路で古馬準オープン馬と併せ馬を行った。パートナーの6馬身ほど後ろからスタートし、軽快な脚捌きで徐々にペースアップ。そしてラスト1F付近で鞍上のゲキに応えると、鋭い伸びを見せて稽古駆けする相手に2馬身の先着を果たした。全体時計は4F52秒7-1F12秒3（強め）と上々。力を出せる状態と判断して良さそうだ。

イモータルは、浜中騎手を背に栗東芝コースで3頭併せを敢行し、先に行った3歳オープンのアドマイヤエイカンと3歳500万下を目標に追われた。道中は落ち着いて進み馬なりのまま前との差を縮めていくと、余力を残した手応えで前者には3馬身差の先着、後者には同入。久々のレースとなるが、いきなりからでも走れる態勢は整っていると言えそう。

ミッキーロケットは、和田騎手が跨り栗東坂路で古馬オープンのアクションスターと併せ馬。1週前に負荷をかけられた追い切りを消化しており今回は軽めのメニューとなったが、柔軟性があるフォームで道中前を行ったパートナーに半馬身差の先着を果たした。快勝した前走時の好調をしっかりとキープしていると見ていい。


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