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【先週のお別れ】メジロドーベル、ロゼカラーの子孫らが登録を抹消

[9月15日抹消]
ヴィンテージローズ(牝5、栗東・橋口)
通算成績
21戦2勝

母ロゼカラーは1995年デイリー杯3歳S(当時)の勝ち馬。父にゼンノロブロイを迎え、北海道安平町のノーザンファームで2011年4月5日に生まれた。半姉にGI2着が3度あるローズバド、半兄には金鯱賞など重賞3勝を挙げたローゼンクロイツなどがおり、近親馬にもジャパンC&朝日杯FSを制したローズキングダムや、オールカマーなど重賞5勝のロサード、セントライト記念勝ち含む重賞3勝のヴィータローザなど活躍馬多数。いわゆる薔薇一族の出自だ。デビュー当初は母と同じ橋口弘次郎厩舎で管理され、のち息子の橋口慎介師の元で競走生活を送った。

初陣は2013年9月22日、阪神芝1600m。オークス馬トールポピーの仔オリエンタルポピーや、デアリングハートの半妹パイレートクイーン、マイルCS馬ブルーメンブラットの仔クリーブラットなど、良血馬が多数揃ったなかで3番人気に支持されると、レースでは好位から鋭く脚を伸ばしデビュー勝ちを収めた。その後はなかなか勝ち切れず、500万条件で11連敗を喫すが、2015年5月23日の4歳上500万下で待望の2勝目をゲット。それよりのちも、7度走って5度馬券に絡む安定ぶりを見せた。……が、結果的に最後のレースとなった本年9月11日の3歳上500万下の一戦では1番人気に推されるも大差離された18着に敗退。レース後、JRAより左寛跛行と発表されたが、この怪我が引き金となって登録抹消に至ったものと思われる。志半ばでターフを去る形にはなったが、ただ、今後は生まれ故郷で繁殖生活に入るとのこと。薔薇一族の血を後世につなぐ大事な仕事が本馬にはまだ残されている。

なお、この馬の半妹にあたるローズシュクレ(父スマートファルコン)が、現在地獄モード・一口馬主モードともに指名を受け付けている。ウマジンPOG候補の1頭として下記からぜひチェックしてみてほしい。

★ローズシュクレ POGページはコチラ↓
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[9月16日抹消]
マッサビエル(牡4、美浦・小笠)
通算成績
7戦3勝

祖母にGI5勝の名牝メジロドーベル、5代母にはメジロ牧場の屋台骨を支えたメジロボサツ。オールドファンにはたまらない血統背景を持つ本馬は、洞爺湖町のレイクヴィラファームで生を受けた。

デビューは有馬記念の前日、2014年12月27日。2番人気に支持されたレースでは1コーナーに向かう最初の直線で落馬寸前の不利を受けたものの、上がり3F最速の脚を繰り出し見事に初陣を飾る。アクシデントを跳ね除けてのパフォーマンスは、将来を嘱望されるに値するものだった。この時期に勝ち上がったことで春のクラシックも視野に入るところだが、陣営はそこから芝2200mの水仙賞(2着)→芝2300mの新緑賞(1着)→芝2400mの芦ノ湖特別(1着)と少しずつ距離を伸ばし勝ち星を積み上げる。

「メジロ」の血脈を受け継ぐ本馬の長距離適性が発揮される最高の舞台は、秋の菊花賞。そこに向けた始動戦となった神戸新聞杯は底を見せていない魅力から2番人気と高い評価を得たが、結果は13着とよもやの惨敗。終始外を回らされるロスに加え、初の関西圏という慣れない環境がこの馬のリズムを狂わせたのだろうか。大目標とするレースを前に、不安を残す内容となってしまった。

そんななか迎えた菊花賞は、10番人気9着という結果に終わる。人気と着順だけを見れば強調すべき内容は乏しく映るが、道中入れ替わりの激しいタフな展開で下り坂を利して一気に進出。直線では一瞬オッと思わせるようなシーンもあり、スタミナと素質の片鱗を見せたレースだったと言えるだろう。

古馬となった今年は飛躍が期待されたが、3月の名古屋城Sで8着に敗退。その後は一度も出走機会がなく、残念ながら9月16日付けで中央登録を抹消された。長距離路線での活躍が期待された「メジロ血脈」の1頭だけに、早期引退が惜しまれるところだ。

9月12日?9月18日までの登録抹消は他186頭。


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