おしらせ
【神戸新聞杯】ラスト1冠獲りへ サトノダイヤモンド態勢十分
9月25日、阪神競馬場で3着馬までに優先出走権が与えられる菊花賞トライアル・神戸新聞杯(GII、芝2400m)が行われる。
皐月賞馬ディーマジェスティはセントライト記念を快勝、日本ダービー馬マカヒキは環境の違いを克服し仏での初戦をモノにした。3歳牡馬世代は春の実績馬が結果を残しており、勢力図に大きな変動はなさそう。皐月賞3着、ダービーではハナ差の2着だったサトノダイヤモンド(牡3、栗東・池江)は、ここで力の違いを見せ付け、ラスト1冠獲りへ上々の滑り出しを決めておきたいところだろう。夏は牧場で順調に疲れを癒し、8月下旬に栗東へ帰還。ウッドコースと坂路を併用し、中身の濃い調整をしっかりこなしている。1週前追いではオールカマー出走を控える厩舎の大先輩サトノノブレスを相手に、ウッドコースでのスパーリングを敢行。相手を2馬身半ほど追走し、直線で軽く仕掛ける程度で抜群の反応を見せると、手応え十分のままラスト1Fで11秒4と鋭く伸びて半馬身先着を果たした。2週続けてのコース追いで絶好の動き。馬体もひと回り成長しており、すでに態勢は十分だ。
エアスピネル(牡3、栗東・笹田)は、昨年11月にデイリー杯2歳Sを制覇。その後勝ち鞍には恵まれていないが朝日杯FSで2着、弥生賞で3着、皐月賞と日本ダービーではいずれも4着と常に上位へ顔を出している。前めで流れに乗り、終いもしっかり伸ばす安定した取り口。あとワンパンチ欲しいところだが、この相手関係なら首位争いへ確実に加わってくるだろう。ここでの始動を見据え、8月下旬からじっくりと追われている。いささか良化に手間取っていたようだが、1週前の3頭併せで武豊騎手が気合いを注入。これでグンと良くなってきそうな雰囲気がある。今週の最終追いに注目。
イモータル(牡3、栗東・須貝)は2歳の秋に重賞サウジアラビアロイヤルCでハナ差の2着、今年2月の共同通信杯ではディーマジェスティに0秒2差の2着と世代上位の走りを続けてきた。日本ダービーは15着と崩れたが終始外を回らされたのが響いたよう。独ダービー馬アカテナンゴの肌にマンハッタンカフェ。血統的にはこのぐらいの距離がいいはずで、立て直されたここが改めて適性を問うレースとなる。夏は休養に充て、神戸新聞杯での復帰を目標に逆算しての調整は順調。1週前の坂路調教では併せた馬でアオられたが、その相手は稽古でめっぽう走るオープン馬シュウジだけに問題はない。時計そのものは4F52秒0(一杯)と上々で、あとひと追いで態勢は整ってきそうだ。
春はスプリングSで5着、皐月賞では勝ち馬に2秒1差の13着だったミッキーロケット(牡3、栗東・音無)だが、この夏の北海道シリーズで500万条件勝ち、1000万条件勝ちと古馬を相手に2勝を上積み。着実に力を付けている印象がある。前走の1000万条件・HTB賞勝ちは5F通過が62秒6のスローで、レースの上がり3Fが34秒5と速くなったがこれを中団外めからスパッと差し切ったもの。2着に3/4馬身差、という見た目以上に強い内容だった。スタートに難があるだけに、距離が延び追走が楽になるのも前進材料。互角の走りに期待していいだろう。夏に稼動した疲れを見せず、この中間は元気一杯の姿を見せている。1週前は栗東坂路で併せられ、4F50秒8(一杯)の猛時計をマーク。高いレベルで好調を維持できているようだ。
[お友だち募集中]UMAJIN.net LINE@公式アカウント【限定無料配信】
▽【関連リンク】
■海外競馬はUMAJIN.netにお任せ! 「海外競馬」ページはコチラから!
★★★さらに快適に! 無料の【UMAJINアプリ】Android版&iOS版 最新バージョン配信中!★★★
■【新シリーズスタート!】『UMAJIN POG 2016→2017』無料エントリー受付中!
■驚異の新指数【WINDEX】日曜阪神7Rで3連単8万4350円をズバリ的中!