おしらせ
【オールカマー】ゴールドアクター&マリアライト 2頭のグランプリホースが激突!
9月25日、中山競馬場でオールカマー(GII、芝2200m)が行われる。
昨年の有馬記念馬ゴールドアクター(牡5、美浦・中川)が秋初戦を迎える。天皇賞・春大敗後、夏場は休養に充てられ、8月下旬に帰厩。9月1日の初時計を皮切りに丹念に乗り込まれ、15日には吉田隼騎手を背にウッドでパートナー2騎と汗を流した。大きく追走する形から、6F過ぎより徐々にペースを上げて射程圏に捉えると、直線は内から目を見張る伸び脚で圧倒。最後は相手に合わせる余裕まで見せつけている。ただ一転、18日の追い切りでは格下相手に手こずるシーンも。まだ馬体に若干の余裕が感じられるだけに、完調一歩手前という印象が正直なところだろうか。とはいえ、似たように物足りなかった日経賞で勝利した経験もある。最終的にはやはりグランプリホースの威信にかけて恰好はつけてくるだろう。復権に向けどんなスタートを切るか、注目の一戦だ。
牝馬としては2005年スイープトウショウ以来の宝塚記念Vを成し遂げたマリアライト(牝5、美浦・久保田)。今秋はこのオールカマーを足掛かりに、連覇のかかるエリザベス女王杯、また有馬記念での春秋グランプリ制覇を目指すことになる。8月下旬に帰厩以降、ここまで動き自体はごく平凡に見えるが、もともとが攻め駆けしないクチ。ウッドで長めを併せられるなど、それなりの稽古量をこなしているし、馬体を大きく見せ、落ち着き十分なだけに何ら問題はないだろう。最終追いでピリッとした動きが見られれば態勢は整うはず。なお、ゴールドアクターとは過去2度対戦してともに後塵を拝しているが、昨年の有馬記念では僅か0秒1差。宝塚記念でドゥラメンテ、キタサンブラック、ラブリーデイらをまとめて負かした今の勢いを加味すれば、逆転も十分に考えられるのではないか。
今期は鳴尾記念に中日新聞杯と2つの重賞タイトルを手にしているサトノノブレス(牡6、栗東・池江)。宝塚記念8着以来の実戦になるが、中間はすこぶる順調のようで、1週前にはウッドでサトノダイヤモンドらを2馬身半先導する形から、直線でサッと仕掛けられるとしっかりとした反応を示し最後まで脚を伸ばし切った。結果的には半馬身ほど遅れをとったが、相手が動き過ぎただけの話で、この馬自身も上々の域にあると言っていい。これに最終追いも加わればきっちり態勢は整うだろう。ただ舞台は過去相性の悪い中山コース。ここをそれなりの結果で切り抜けられるようなら、今後が実に楽しみになるのだが。
GI2着が2度あるカレンミロティック(セ8、栗東・平田)は、宝塚記念11着後、滋賀県のノーザンファームしがらきへ放牧に出され英気を養われた。帰厩後は、坂路、ウッドを併用してみっちりと乗り込まれているが、なかでも1週前追い切りの動きが超抜モノ。助手を背にウッドで格下相手と併せられたが、5F併走し直線でビシッと追われると、まさに子ども扱いするかのような豪快な動きで大差(約3秒ほど)先着と、圧巻の内容でフィニッシュしている。ここを使ったあとは11月1日にオーストラリアで行われるメルボルンCに出走を予定しているため、そこへ向けての叩き台という色が強いかもしれないが、今のデキでも決して恥ずかしくないレースができるはずだ。
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