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【スプリンターズS】ビッグアーサー、ミッキーアイルら有力馬最終追い

10月2日に中山競馬場で開催される、スプリンターズS(GI、芝1200m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

春秋スプリント制覇を狙うビッグアーサーは、午前10時近くという遅めのコース入りとなり、稍重の栗東坂路を単走で追われ4F52秒5-1F12秒8(一杯)を計時した。下は雨でかなりぬかるんでいたし、閉門時間ギリギリの荒れ放題の馬場コンディションのなかであれば上々の数字だろう。ややテンションの高い面が見受けられたとはいえ、そのあたりはいつもの姿。追われるたびにグイグイと加速して行き、直線半ばで馬場の中ほどに持ち出してからの脚色は豪快のひと言。休み明けを1度叩かれ、何ら恥ずかしくないデキで大一番に挑めそうだ。

高松宮記念2着以来の実戦になるミッキーアイルも同じく栗東坂路を登坂。松山騎手騎乗のもと、古馬オープンのランウェイワルツと併せられ、4F50秒フラット、1F13秒3(一杯)を叩き出した。終いはさすがに時計を要しているが、全体時計はその日の最速タイム。相手には約3秒(15馬身近く)もの大差先着と、圧巻のパフォーマンスで最終調整を終えている。打倒ビッグアーサーにむけ、なりふり構わない渾身の仕上げと見ていいのではないか。

サマースプリントシリーズを連覇したベルカントは、栗東坂路で単走を実施した。重馬場と力を要するコンディションだったが、軽快な脚捌きを披露。4F52秒5-1F12秒1(馬なり)と上々の時計をマークし、仕上がりが順調であることを印象付けた。この夏にすでに3戦を走っているが、デキ落ちはなく好調をキープしていると考えて良さそう。

ブランボヌールは、栗東坂路で単走追いの最終調整を行った。馬なりのままスタートし残り2Fから追われると、リズミカルなフットワークでゴールまで駆け抜け4F54秒1-1F13秒1(強め)を計時。その時計以上にスピード感溢れる動きをしており、馬体面も前走時から迫力を増しているように感じられた。臨戦態勢は十分に整っていると判断していい。

シュウジは、栗東坂路で古馬1000万下と併せ馬。渋った馬場をモノともしない力強いフォームで駆け上がり、4F51秒1-1F12秒4(馬なり)と好時計をマーク。4馬身ほど先を行ってスタートしたパートナーに5馬身をつけて先着した。余念のない仕上がりであると言っても良さそう。

シルクロードSの勝ち馬ダンスディレクターは、下のぬかるんだ栗東坂路を単走追いで仕上げられた。終い強めに追われた程度だが、反応鋭く4F53秒9-1F12秒1の好時計をマーク。7カ月ぶりだった前走のセントウルSを叩かれ、大きな上昇が見込めそう。ビッグアーサーに2度先着の過去があるように、切れ味は屈指の存在。あとは初となる中山コースをどう乗りこなすかだ。

一昨年の覇者スノードラゴンは、大野騎手を背に美浦坂路で単走追い。やや強めに攻められ、4F51秒1-1F12秒6をマークした。8歳秋を迎えるが、1年3カ月の休養があったせいか、まだまだ馬は若々しく、体のしなやかさは若い世代の馬らと比べても何ら遜色はないほど。追われてからの伸び脚も軽快のひと言で、衰えの印象は微塵も感じられない。間隔のあいていたセントウルSから確かな上積みをもって本番当日を迎えられそう。

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