おしらせ
【毎日王冠】リアルスティール 復権の走りを
10月9日、東京競馬場で1着馬に天皇賞・秋への優先出走権が与えられる毎日王冠(GII、芝1800m)が行われる。
リアルスティール(牡4、栗東・矢作)は、今年3月のドバイターフで念願のGI初制覇。しかし、帰国後の調整に難しさがあったのか前走安田記念では11着とまさかの結果に終わってしまった。東京芝1800mは新馬戦を勝ち上がったばかりのデビュー2戦目、共同通信杯でドゥラメンテやアンビシャスを蹴散らした条件。復権の走りを見せ付けるにはふさわしい舞台だろう。夏は放牧で英気を養い、9月14日に栗東へ帰厩。当初は良化に手間取っていたが、M.デムーロ騎手が跨った1週前では闘志を前面に出し、大差先行した相手を脚色圧倒で追い詰めた。これでグンと上昇を果たしてきそうな雰囲気があり、今週しっかり動ければ態勢は整ってきそうだ。
アンビシャス(牡4、栗東・音無)は今年3月の中山記念でドゥラメンテに冷や汗をかかせるクビ差2着、4月の大阪杯ではキタサンブラック、ショウナンパンドラ、ラブリーデイら並み居るGIウイナーを向こうに回して勝ち切ってみせた。3歳時から才気あふれるところは見せていたが、ここへ来ていよいよ本格化を果たした印象。ゆえに前走宝塚記念での16着という結果が案外だったが、序盤からテンションが高く完全に折り合いを欠いていた。この点で全幅の信頼を置きづらいところだが、能力は文句なし。休み明けを苦にしないタイプであり、勝ち負けに加わってきてなんら不思議はない。中間は入念に追われており、順調に気配を上げている。1週前は栗東坂路で同じ毎日王冠に出走予定のヒストリカルと併せられ、追走先着を果たした。まだいささか太め残りだが、復帰戦と考えれば悪くない状態だろう。
ルージュバック(牝4、美浦・大竹)は前走のエプソムCで重賞2勝目。牡馬の骨っぽいメンバーを相手に2馬身半差の快勝で、この条件への適性は高そうだ。さらに相手強化の一戦にはなるが、好勝負は必至だろう。10月2日の日曜追いでは美浦ウッドコースで終い重点に追われ、柔軟な動きから軽快な伸びを示した。帰厩後、速い時計はこの1本のみだが、これだけ動けるのは牧場でしっかり乗り込んできた証。トレセンでは確認程度、という調整パターンはいつものことで、順調そのものと言える。
ロゴタイプ(牡6、美浦・田中剛)は前走の安田記念で3年2カ月ぶりのGI勝ちを成し遂げた。展開に恵まれた面はあるにせよ、皐月賞馬の力なお健在をアピールした格好。ここ2戦はマイルでの好走が続いたが、皐月賞勝ちに中山記念での2着、中山金杯での2着があり今回の距離は守備範囲だろう。1週前追いには田中剛師が跨り、美浦ウッドコースで3F36秒9、ラスト1F11秒9を馬なりでマークした。軽快な伸び脚は目を惹くものがあり、気迫も満点。いきなり動ける態勢にありそうだ。
ステファノス(牡5、栗東・藤原英)は昨年の天皇賞・秋で2着。今年は鳴尾記念でサトノノブレスのレコードVにクビ差の2着、宝塚記念では0秒6差の5着の好走がある。重賞勝ちは一昨年の富士Sのみだが、ここに入っても力は見劣らない。栗東ウッドコースの1週前追いには川田騎手が跨り、併せ馬で追われた。古馬500下を目標に進み、終い重点に直線軽く仕掛けられると抜群の反応を示し、余力十分に力強い伸び脚で先着を果たしている。先週、今週と申し分ない動きを見せており、あとひと追いで態勢は整うだろう。
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