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【サウジアラビアロイヤルC】大器クライムメジャー ここも通過点か

10月8日、東京競馬場でサウジアラビアロイヤルC(GIII、芝1600m)が行われる。2014年から重賞へ格上げされた「いちょうS」が前身。昨年からこの名称となり、今年からGIIIの国際格付けを得て実施される。

クライムメジャー(牡2、栗東・池江)は、日経新春杯など重賞4勝のサトノノブレスの半弟。中京マイルの新馬戦では掛かるようなところなく、外めをリズムよく追走すると直線ではモタれる若さを見せながら楽に抜け出し2着馬に1馬身1/4差の快勝を収めている。レース後に鞍上M.デムーロ騎手が「ずっと遊んでいた」と振り返ったほどで、その器の大きさは測り知れない。同じ左回りのマイル戦とあって、ここを単なる通過点としてしまっても不思議はないところだ。2カ月半の休養を挟み、肉体はボリュームアップ。9月29日の1週前追いでは渋った馬場をものともせず、年長馬を圧倒する動きを見せた。仕掛けられての反応は鋭く、上々の気配にある。

バリンジャー(牡2、美浦・奥村武)は、7月の福島芝1200m戦でデビューウイン。好位のインで立ち回ると、直線では狭いスペースをこじ開けるように突き抜けた、センスの高さを感じさせる内容だった。前走の函館2歳Sは隣のゲートで馬が暴れた影響によりスタートが後手となったが、メンバー最速の末脚で追い上げ6着に入っている。行きたがるタイプではなく、今回の距離は問題ないだろう。重賞で走った経験も大きく、勝ち負けに絡んできそうだ。9月半ばから時計を出し始め、内容の濃い併せ馬をここまで再三消化。まだ少し馬体が立派に映る点は気掛かりだが、今週しっかり追えば解消するだろう。これだけ負荷を掛けられても落ち着きがある点は好感が持てる。

ブレスジャーニー(牡2、美浦・本間)は3代母が女傑ダイナカール。その牝系からはオレハマッテルゼ、エアグルーヴ、ドゥラメンテらが送り出されており日本を代表する名家の一員だ。勝ち上がりはデビュー2戦目の東京マイル戦。楽に促した程度で鋭い切れ味を見せ2着に2馬身半差を付けての快勝だった。出遅れて3着に終わった新馬戦でも上がり3F32秒9と抜群の末脚を繰り出せていたし、瞬発力には非凡なものがある。主力争いの資格は十分だ。今回は3カ月ぶり。8月に体調を崩す一頓挫があったようだが、しっかり立ち直っており体はキッチリ仕上がっている。美浦Dコースでの1週前追いには柴田善騎手が騎乗し、6Fからの時計。5馬身先に行かせた古馬1000万下を目標に、勢いのある伸び脚で追い詰めるとゴール前できっちり抜き去った。万全の態勢。

ロジムーン(牡2、美浦・萩原)は、デビューからの2戦で2着が続いたが初戦は素質馬メモリーミネルバにクビ差負け、2戦目は上述ブレスジャーニーと同じような脚を使いながら位置取りの差で負けたもの。単に相手が悪かっただけで、3戦目の前走では余力を残して3馬身差の快勝。昇級でも互角の走りは可能な好素材だ。中間はノーザンファーム天栄で微調整が施され、帰厩後の初時計で美浦坂路4F53秒9-1F12秒5(馬なり)とさっそく鋭い切れを披露。体はかなり引き締まってきているし、デビューから3戦を使われているが更に上昇といった雰囲気がある。

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